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繰り返し後悔し、立ち止まる。





働いて、新しい世界に出ても

やっぱり世界に限りはあった。
やっぱり世界は小さいままだった。




幼い頃は、大人になれば何だって出来て、何にだってなれる気がしていた


だけど成長していけば

やっぱり世界は小さいものだった



無限になんて、広がってはいなかった




働いて働いて働いて働いて…


そうやって、後悔し始める。


毎日同じ時間に起きて
だるいなーなんて思いながら学校に行っていたけれど


あの世界がどんなに生易しいものだったかを。気付いた。



早くわかっていたなら

もっと大切に出来たのに



そうやって、人は後悔し、立ち止まる生き物なのかもしれない

虚像






世の中の大半の人間は

愛をとても尊く、美しいものだと信じて疑わない。





私には、それが不思議で不思議で仕方なかった。



どうしてそんな不確かなものを
美化してしまうのか
信じていられるのか、わからない。



世界は嘘で溢れているのに。




人間は、いくらでも嘘がつける生き物だ。


嘘で愛してるなんて簡単に囁けるのに…


愛というものをそこまで神聖なものと見てしまう人間が多いのは何故だろう




目を開いて、よーく見て。
耳を澄まして、よーく聞いて。
手で触れて、よーく感じて。

そうしたら見抜けるのに



何故、目を閉じる?
何故、耳を塞ぐ?
何故、手で触れない?


盲目的に信じることなんて
やっぱり出来ない。



もっと馬鹿になってみれば…信じられるだろうか

嘘つき。





お母さんは嘘つき。



だけど、嘘が下手で
どこまでもつめが甘い。


だからこそ、私は気付いた。




つめが甘い彼女だからこそ
周りの人間は容易に私に気付かせようと白々しく、私にヒントを出してきた…




だけど、気付いていないフリをする。


もう、とっくに気付いていたけれど…あんなわざとらしくにおわせられたなら、馬鹿でも気付くだろうけれど…鈍感なフリして気付かないフリをして無邪気に笑う。



彼女は…いつまで隠すつもりだろうか


私はもう、気付いているけれど。



いつまで隠し通せているつもりなのだろうか



彼女のみならず、父も…全く隠せてなんかいない



世の中、嘘つきで溢れ返っている。




真実を知った時、悟った時、


悲しくなった




そして、ある感情が溢れ出した。



それは絶望に似た感情。



人はそれを"諦め"とも言う…。




もしも神がいるのならば

こんな私も、救ってはくれぬのだろうか



憎しみや悲しみや絶望や劣等感…醜い感情に支配される前に…。

約束の為に。





そうだ月、桜!桜を見に行こう。




思いついたように彼は言う…



桜はもう、散ってますよ



しかし、桜はもう散った…散ってしまった




だったら来年、来年行こう



彼は未来の約束を取り付ける。

見えない未来の約束を。



それが嬉しくて思わず笑う



なぁ…毎年、来年の約束をしよう



少し悲しげに彼は私に言った



どうしてです?



その意図がわからず、問う。



そうしたら…その次の年もそのまた次の年も、きっと会える



やっぱり悲しげに彼は笑う




…だったら、そうしましょう
来年の約束を守る為に、私は来年まで生きます。そしてまた、来年の約束を守る為に私は生きましょう。



そう言うと、安心したように笑った…



だって、私は知っていた。


あの人が私に言ったから…




"いつか堪えられなくなって、月は眠ろうとするんじゃないかって
思う時がある…"と、彼があの人にぼやいていたと、あの人は私に告げたから。


だったらその不安を取り除いてあげよう。


性別を越えた、友人の不安を。

"私"





誰に、人を否定する権利があるのか



誰にも私を否定させない。



どんな人の心に潜り込み、私側の人間にしてやる。


上手く取り入って上手く吸収してやる。




私は私を武器にして

戦おう。



この世界で。この世の中で。


上手く世の中渡ってやる
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