ナタリー・ポートマンのブラックスワンをみました。
私にとってナタリー・ポートマンと言えば、スターウォーズのパドメ・アミダラ。エピソード2の頃の。
パドメと言えば、6月頃にようやっとエピソード3を見ました。
エピソード2公開の時になんとなくふらっと見に行ってハマったくちなので、好きなんです!っていうと鼻で笑われる程度です。すみません。
大人になってから改めて見る旧3部作は、記憶よりずっと映像古いし皇帝頑張ってなかったりベイダーがなんか小さかったりと衝撃を受けましたが、イウォークとチューイがね、可愛いんですよね。
ルークとレイアはもう5歳くらい若いといいなと思います。
ファントム・メナスはアナキンが超絶可愛い時代ですね。頑張ってるのにあんまりパッとしない上にライトセイバー落としちゃうオビ=ワン・ケノービが好きでした。
そしてクローンの攻撃。
やっぱりライトセイバー落とした挙句全部自分のせいにされちゃう苦労人、マスター・ケノービが好きでした。
そして10年近く間をあけて初めて見るシスの復讐。
オビ=ワン相変わらずセイバー落とすしなんか髪型おかしくないですか?
なんかこう、貫禄ある感じの変化をね、期待してしまっていたんだけどね?
そこからの例のオビ=ワンの変なポーズ。
このジェダイマスターなんでここに来て自分を解放しちゃったの?誰このハイテンション??
思わず一時停止して頭抱えて笑いの発作が去るまでじっと待ちました。
ちなみにこんなに長いこと見なかった理由はと言いますと、特に無い。
DVDが2005年に出てる辺りから推測すると、たぶん受験だと思うんだけど定かでは無く。
よく分からないけどなんか見なかった、としか言いようがないのです。
ちなみにオビ=ワンの中の人(外側の人の方がしっくりくる気もするけど)、ユアン・マクレガーが出ている作品、狙ったわけでもなく他に2本借りてしまったのだけど、このジェダイの騎士、ジェダイの皮を取り去るととても可愛らしいのです。
1本目「フィリップ、きみを愛してる!」
では吹っ切れたゲイの天才詐欺師にどうしようもないほど愛されてしまう青年フィリップを、
2本目「ヤギと男と男と壁と」ではイラクで偶然会った元アメリカ超能力部隊のリン・キャシディにくっついて回って一発当てようと企む名前は失念しました記者役を。
2本とも巻き込まれ振り回され系男子がとても似合っています。
後者では元ジェダイマスターが「ジェダイは本当にいる?」とか聞いたり「全部あんたのせいだ!!」とか昔弟子に責任転嫁された鬱憤を晴らすべくリンに全部なすりつけたりしています。
bostonの曲がハッピーな感じで楽しいです。ケヴィン・スペイシーがほんと嫌らしい役やってて好きです。
あの書き出しから始めてブラックスワンはおろかナタリーの話すらしない体たらく。
ラスト30分くらいでしょうか?ナタリーの表情の変化と演技に鳥肌が立ちました。
内容に触れるとナタリー扮するニナの母親バッシングになってしまうのです。
リリーでもベスでもトマでもなくあの母親が、嫌悪感を掻き立ててやまないのです。
冒頭述べたように私にとってのナタリーはクローンの攻撃のパドメなので、賢くシャンとした女性のイメージだったので、前半、というか劇中の大半を占めるおどおどとして弱々しい不安に満ちた表情はとても新鮮でした。