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精神科看護




ゼミの統合実習も、残すところ学内と病院発表会だけになり、もう実習服に袖を通すことはなくなってしまいました。4年間の汗と涙が染み込んだ実習服。なんだか感慨深いものがあります。

ゼミでは精神看護学を選びました。

各領域実習を通して、一番難しくて分からなくて考えたのが精神だった。
正直、実習に行くまでは授業だって試験だってゆるい精神のことをなめていたのだけど、いざ行ってみるとびっくり仰天。奥が深すぎて、私のようなピヨピヨした学生にはさっぱり分からない世界だった。分かろうとすればするほど分からなくなる不思議な感覚だった。
ただひとつ確かに分かったことは、患者さんたちはすごくピュアな心を持っているのだと言うことだった。そしてとてもやさしい人たちだった。

ああ、精神って面白い、そんな風に純粋に思えたの。他の領域ではなかったことだった。正直、他の領域ではなかなか感じることができなかったのだけど、精神科の看護師はすごく患者さんのことが好きなんだなあと感じることができた。

きっとそれは他の領域よりも病棟の流れがゆっくりだったり、っていうこともあるのだろうけど、その感覚がとても心地よかった。ああ、これが看護だ!って馬鹿みたいな感想だけど、ほんとうにそう思った。


残念ながら奨学金の関係で、私は一般の急性期病院での就職が決まっているのだけど、まあ、その期限は1年間だけだしなあ、転職ありだなあ〜と、国試も受けてないうちから思っていたり。


看護学生4年目にして「これが看護だ!」と遅すぎる気持ちを大切にして、踏ん張らなきゃ。がんばろう、自分。



 話題:実習
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