黒い猫は黒猫

今週末が私の誕生日だった。
すっかり忘れてた。

昨日彼に「何欲しい？」って聞かれて思い出した。
私先月の彼の誕生日なにもしてないどころか
引っ越し作業でこき使って終わったからいいのに。

その日ちびが4ヶ月になることの方が
私的にはメインイベントだな。


久しぶりに夜更かしして彼と電話してたんだけど
夜中の電話っていいな。

家の人が周りをウロウロすることがないのは勿論
静かだし、お互い時間を気にせず話せるから
すごくリラックスして話せる。

仕事の話も、ちびの話も、最近あった学びも
ゆっくり話せる。


彼はちびが生まれて焦りがなくなったらしい。
子どもがたくさん欲しいと言っていたけど
年齢的なタイムリミットと
自分が長く生きる保証がないから
はやく子どもが欲しかったのだと。

彼が若いときに結婚していたときの子は
当時の奥さんに今別の家庭があるから
父親だと名乗っていないし
子どもを持つ幸福を知っているからこそ
焦っていたんだろうなと今なら思う。

思い返してみれば
確かに彼は隙あらば私を妊娠させたがっていたし
虎視眈々と狙っていた。
本当にあれは隙あらば精神だった。
そういえば人工授精も勧めてきた。
彼は男性不妊で最初の子も人工授精だったし。


私は私でまだ子どもはいらないって思ってたから
その部分では超衝突してた。

私は
「まだ仕事が大切だって言ってんだろ」
「お前が男性不妊とはいえ万が一ということがある」
だから改めろと散々言っていた。

それでも改めないから
私がピル飲むって言ったら別れ話さえされた。
それがちょうど1年くらい前。

なるほど、そんなに真剣なら
半年後からなら妊活するのもやぶさかではないし
人工授精も検討しようとか言ってた。

だから私の中では漠然と
ちびを授かるのは今年の5月で
来年の2月とか3月に子どもが生まれる計算で
仕事を進めていきたいなとか思ってた。

そんなすったもんだがあって1ヶ月ほどで
まさか妊娠するとは思わなかった。
私の覚悟が決まったらすんなり授かった。
仕事は思ったように進まなかったし
イレギュラーの連発だったけど
まあそういうタイミングだったんだな。


そんなことを思い出しつつ。
おかげさまで寝不足のまま
ちびの発達外来に足を運んでいる。

今日がシナジス注射と血液検査
明日が予防接種。
ちびさんハードだけど頑張ろうな。