黒い猫は黒猫

今週は色んなことがあったのだけど、とりあえず今日の面接の話。

今日が一番条件のよいとこの面接だった。
周りには勝手に受かる受かると言っていたが、色々ともにょることがあって。


グループ面接と聞いて行ったら、焼きそばパーティーだった。笑
30人くらい志望者がいて、社員さん3人と社長がいて。
皆で焼きそば作って食って交流して、雑談して、気が合えば採用しましょー的な。
そういうテンション嫌いじゃない。むしろ大歓迎。
いい会社だなと思うしね。
社員さんもいい人だったし、仲も良いみたいだし。
そもそも面接という名の焼きそばパーティーは楽しかったしね。


まぁゆうて選考だし、多少自分をよく見せようとするのはよくわかるけど。
結構みんながっついてて、
キモっ
て感じ。

なんかさー、わかるんだけど。
キッチンの広さ的に焼きそばを全員では作れないから、率先して作ったりとかさ。
志望者同士で気があっても、社員と話さないと選考として意味はないとかさ。
いいとこ見せようとするのはわかるよ。

でもさー、こう、この会の意味としては選考ももちろん兼ねてるけど、
せっかく来てもらったけど全員採れるわけじゃないから、今日はせめて皆で楽しくやりましょう！
うちの社風こんな感じだから互いに気が合わなかったらごめんなさいね！
って言うのが我々志望者に伝えられた趣旨な訳じゃない。

だから、もうちょっと互いに気を使ってもいいんじゃないのって。
遠慮しいな必要はないけど、皆して私が私がじゃ場がとっ散らかるっていうか。


私はどっちかと言えば社員と仲良く話せる自信もあったし、受かる気でいたし、場も場だから皆で楽しくできたらなって思って。
主催者がわが楽しんでほしいと思っている場で、遠慮しいではみ出てる子がいるなんてどっちも可哀想だから、とりあえずはみごが出ないよう心掛けて。
そうするとたぶん社員となかなか話せないけど、時間は結構あるっぽいから、あとでゆっくり話せばいかと思って作戦たててたのね。


で、実際はどうなったかというと。
遠慮しいの子が私の近くに2人居たからわたしを媒介してそこでコミュニケーションが採れるように計らって。
そしたらこの2人構わなくても私が社員と話に行けるなと思ったし。

そろそろ2人おいて社員さんのいるとこに混ざりに行こうかなーと思ってたところに、場所間違えて遅刻したって子が来て。
はみ出てずっと社員さんといるし、社員さんもその人ばっか構ってられないだろうし、ちょっと困った感じで。
もうすでにいくつかグループができちゃっててどこにも入れない感じだったから、相手しようと思ったのね。
まぁ私もその人ばっか構ってられないから、私が媒介して最初の2人に紹介して、雰囲気さえつかめればこれくらいの年齢なら自力でどうにかできるだろうと思って。
そしたら、遅刻してきた人に別にその2人の紹介はいらないけとなんで紹介してくれんの的な反応されて。
やりづらいと思って若干イラっとして。
その人ずっと面接とか就職の話しかしなくて、話題もそんな面白くないし、そもそも場を楽しむ気がなくて。
こいつ遅刻してきたから趣旨わかってねーなと思いつつ、席を立つタイミングはかってたら社長が近くにいて。
相手が「社長さんと話されましたー？」とか言うから、まだだと答えたら、「私もまだだから話したいんですよねー」とか言ってきて。
いやいや、お前の方が私より社長に近いんだから自分で話しかけろよと思いつつ、私が社長に声かけて。
もちろんこういう場でいきなり自己紹介と自己PRなんて出来ないから、そのフロントトークを軽くして、さりげなく自己紹介に移ろうかなってところで、そいつに横からかっさらわれて。
「今日こんな感じだなんて、集団面接だと思ってたからいい意味で裏切られました！」
とか、マジよくお前このタイミングでそれぶっ込めたな、話の腰めっちゃ折ってますけどって感じで。
超絶萎えて、もうこいつ知らん一生輪を乱しとけと思って、そいつのお守りは社長に任せて席を立った。
まぁちょっとコミュニケーション取っただけでも遅刻もしてるし輪を乱す感じの人ってわかるからどうせあの人受からないだろうけど。

別の社員さんに飲み物もらうついでに色々話して、適当にコミュニケーションとって。
そのとき一対一で話せたからよかった。
その社員さんも私ばっか構ってられないだろうから、適当に話切り上げて、別の輪に入って。
その頃には皆社員さん囲んでお話ししてたんだけど、私の入った輪は完全に質疑応答でくそ真面目な感じで。
なんかもう、皆して私が私が！私の質問聞いて！って感じで。
ここもかよと辟易しつつ、目の前にあるお茶をもって注ぎにいくことでその輪から離れて。

もーいや！
なんか、もっと気を使ったらいいじゃん！
なんで皆して相手を蹴落とそうと思ってんのさ。
そういうの、きっと社員さんも見えるからね、逆によくないと思うんだ…。

それで帰りのエレベーターで
「なんか普通の面接より疲れたね〜」
とか言ってたら世話ないよな。
自分で自分を疲れさせてるんだよ。
そんなに自信がないのかしら。
ああいう場をフランクに楽しんだ人が、なんだかんだ採用されると思うのよ。

だから時間の関係で帰っちゃった人とかは、途中で退出したけど楽しんでたから採用される気がするんだよね。
ていうか、私が社長ならそういう人を採用したいし。


はー。
すっきり。
文章にして自分が何にもにょってたかもわかったし。
昨日は実家の引っ越しでくそ疲れてるから、これでゆっくり眠れる。