黒い猫は黒猫

洗濯物を干しながら、メールで語尾に草生やすような友達が多いけど、ビジネスやるようになってからの知人にはほとんどいないなぁと思う。
そんなことを思っていたら、元カノの友人がそういうのダメな人だったなと思い出す。
いや、元カノもダメな人だったけど。
彼とは当時、ネット上で少し仲良くしていた。


彼女の友人である彼は、どういうつもりか知らないけど、一時期彼女にストーカー的な行為を働いていたことがある。
その頃の記憶がもはや曖昧なのでなんともいえないが、確かそのはず。
私と彼女が付き合う前の出来事として、そんなことがあった。
どの程度のものか知らないけど。

彼女の交遊関係に口を出すなんて発想はなかったから、彼と友人として仲良くしていても気にしなかったし、
彼と喧嘩していたら少し悲しくさえあった。
だって私と彼もネット上では友人だったから。

彼女が仲良くする分には全く気にしなかったのだけど、彼から仲良くするのは脳みそが沸騰して死ぬんじゃないかというくらい嫌だった。
彼の日記に彼女との学校生活が書いてあると、あいついつか殺してやるって思う程度には。
私が違う高校に行っているだけの話なんだけど。
当時私も頭おかしかったから、それを日記にかいたりしてたな。
もちろんそれを彼が見て、謝罪をいれさす程度には頭おかしかった。

彼は結局彼女のことが好きだったのかしら。
まぁ、今となってはどうでもいい話だけど。
どっちの連絡先も知らないし。

当時の私に、
お前あたしの女が好きなんだろ、くれてやるかよ不細工！
くらい言う度胸があれば、あんなに嫌な思いはしなかったかもしれないな。

まぁ当時の私はとうてい人様に対して不細工なんて口聞けるようなもんじゃなかったけど。
見た目はほとんど頓着してなかったし、不細工極めてたからな。



可愛い時代もあったもんだ。
病院の予約の電話をいれるかどうか、タバコ吸いながら若かりし頃の己の未熟さに思いを馳せては、いまだに電話を迷っているこのババァを見たら当時の私はどう感じるかしら。

ほんと、落ち着いちゃって病院いく意味あるかしらって感じ。
また具合悪くなってからでいいかな。
なんか大丈夫な気がするんだよな。
でもここ最近の私の大丈夫ってその後大丈夫じゃなかったりしてるからな。

明日起きたらまず洗濯して、その間に病院に電話して予約とるか決めて、シャワってオフィスで過ごそう。

今日は、尊敬する人からお話が聞けたからそれでだいぶ調子がよい。
自転車もこげるし、ちゃんと考えることもできる。

朝はやっぱり調子が悪くて、仕事しながら泣きそうになったりしてたけど。
なんかすぐ頭が一杯になってしまう。
拒否られると、私自身を否定された気分になってしまう。
おかしな話だ。
私は誰にも否定されてないのにね。
そもそも誰に否定されようと気にしない人なのにね。
全くもっておかしな話だわ。


母が厭わしかった昨日。
今日母からメールが入っていて、身体が資本なんだから無理に帰ってこなくてよいと言われた。

体の問題よりも金（とメンタル）の問題ですってばお母さま。
まぁいい。
傍若無人なわけではないとわかって、母への失望感も癒された。


メンタルが安定しているうちに病院の予約をとろう。
病気なら薬をもらえばいいわけだし、病気でなければ万々歳よ。

楽しく過ごす工夫をしよう。



先輩に金を貸した。
夜中0時。
先輩「狩野ちゃん、悪い、一日500円の利子で1000円貸して。明日オフィス来るんでしょ？明日1500円にして返すから」
私「え？別に普通に貸しますけど、なんでわざわざそんな暴力団みたいな金利で…」
先「いや、俺の金全部銀行で、いま下ろせないし、どうせ下ろしても手数料かかるじゃん」
私「そうですね」
先「だったら狩野ちゃんに利子であげた方がいいじゃん」
私「手数料500円もかかりませんよ」
先「なんかだって250円とかかかるでしょ？だったら」
私「まぁ、わからないですけど。それでいいならありがたく貸しますよ」
先「ほんと？助かるー。この1000円借りて、明日まで死なない？大丈夫？」
私「いや、さすがに月給制だし大丈夫ですけど…」
先「いや、うちのグループみんなあり得ないほど貧乏だから。日本一貧乏だよ」
私「否めない」

ほんと、死なない程度の生活費しかない。
私だけじゃなく、みんな。
まぁ私は借金が多いから多少人よりバイトしてるけど。
みんなどうやって生計を立ててるのかわからない人たちだからな。

私「いまビジネスだけですか？」
A「あとたまーに日雇い」
B「日雇いでキャバやってる」
C「身内イベントのテキーラガールだけやなぁ」
私「Cちゃんに至ってはどうやって暮らしてんの」
C「テレアポ続かかったし、昔とった杵柄で美容部員やったけどめっちゃ拘束時間長いし、どれも無理で。次居酒屋の面接いく」
もはやガールズバーでいいんじゃねぇの…。