演劇やりたーいー。
さっきやってた嵐の番組見て思い出しました。
高2の春に舞台上でわんさか泣ぃたことを。←
その時の私の役はやたらヒステリックな子で、まぁ彼女は色々あって情緒不安定で。
彼女の友達も空気読めない子でへらへらしてるから、私の役の子は苛々して友達は悪くないのに暴言を吐きまして。
で、その子とは親友だったのに仲が拗れに拗れて・・・紆余曲折あってラストで全部丸く収まる話なんですよ。
今打ちながら思いましたが、これ高校生の青臭さに恥ずかしくなるような作品ですね。
しかしストーリーの原案は私です。←
脚本は友人が原案をもとに書いたのですが、確実に原案では三文芝居でした。
よくぞなんとかまとまった話に書き上げたものだと感心しました。
それで私、なんか知らんけど主役でして。
舞台に立つのも2回目だし、感情表現が下手だし大根役者にも程があった当時。
まだ演じるのも楽しくなくて。
もー。
ずっと先輩に散々ダメ出しされて。
表情がないとか棒立ちとか棒読みとか、台本読んでる?とか言われて。
ほんと、練習が嫌で仕方なかった。
友達に暴言を吐くシーンは、怒りに任せて罵るだけだったのですが、それもずっと先輩に違う違うとダメ出しされ続けてて。
もっと友達を大切に思えと。
今でも台詞覚えてます。
「あんたの顔なんか見たくない」
この一言がすっごい大切だから、怒りに任せてじゃなくて、もっとしっかり言えとずっと言われてまして。
でも私としては大切ならそんなこと言うかよ、と斜に構えて演技をしてまして。
…大根役者が斜に構えて演じてたなんて今考えれば最悪ですな。笑
で。
ようやく本番で、大切な友達にこんなこと言いたくないのに、って思いながらこのセリフが言えまして。
そしたら涙流しながら言ってて。
そこはまだ良かったんですが。
問題は山場です。
仲直りのシーンで号泣しまして。
そのシーンは嗚咽で台詞がなかなか言えないわ、シーン変わってもなかなか涙引かないわでだいぶよろしくなかったです。
たぶんぼろくそでした。
それでもキャスト紹介で拍手もらって。
終演後は先輩たちが褒めてくれて。
多分この時やっと演劇の楽しさを知ったんだろうと思います。
今までやったどの役も好きだけど、特に思い入れが深い子です。
でももうきっとあんなヒステリックさは出せない。笑
あれは当時だから出来たんだよ。
高校生のときより冷静になれる今はたぶんもう出来ない。
なんか凄く長々と思い出話をしてしまった…。
まぁいいか。
舞台上で拍手をもらう快感は忘れられません。
お客さんに笑ってもらって、あわよくば拍手をもらうために演技をするんです。
生がいい。
やっぱりお芝居はナマモノだよ。
そんでお客さんとの距離は近いほうがいい。
だから後輩のためだけにやりたかったりする。
自己満足的なものが、一番客との距離は近いと思う。
その場合、客も身内でないとどうにもなりませんがね。笑
2月のはキャストの体調不良で実現出来なかったけど、やりたかったなぁ…。
今年こそ後輩の卒業記念にやりたいな。
それで今年卒業の出来の悪い後輩に見せ付けてやりたい。
おまえらが2年以上演劇から離れて今の私みたいに演技出来るかよ、悔しけりゃやってみな、って言ってやりたい。
色々書きすぎてよくわかりませんね。
とりあえず10日に久々に演劇部の皆で集まるので楽しみです。
即興劇とかできるかなー。