黒い猫は黒猫

今連絡が来ました。

明日、主役の先輩が来れないそうです。
お母さまに止められたのと、あとは来ても舞台に立てる状況じゃないということ。

私は別の先輩から聞きましたが、
泣きながら電話が来たそうです。

先輩、うちらで作る劇が一番楽しいって言ってたのに。
一番悔しいのは先輩だと思います。

後輩の卒業祝いだし。
せっかくサプライズでって練習してたのに。

私も、観客が1人とはいえ舞台で演技できるのが久々だったのに。
残念だな。




ただ。
私は先輩らを甘く見てました。

先輩らは主役が来れないだけで、はいそーですかとお蔵入りにさせる人たちじゃありませんでした。

なんか私はあまりにぶっとんだアイディアで話についていけなかったのですが。

とりあえず、明日は主役を後輩にやってもらうそうです。
もちろん後輩は観客の予定だったし、それどころか明日芝居を見るつもりもないはずです。
だってサプライズ公演のつもりでしたから。

で、観客がいなくなってしまうので代わりにカメラを置いて撮影するそうです。


…ナニソレ超楽しそうなんだけど！
どんなサプライズだ。

後輩を公民館連れてきた時点でバレると思いましたが。
まさか自分が参加させられるとは思わないでしょう。

ああもう…。
なんであの人たちあんなに強いんだろう。
生粋のエンターテイナーだろ。


一番悔しいのは主役の先輩だと思います。
だってこんな素敵企画に参加できず、その上自分の役をとられてしまうんですから。笑



なんかよく把握してませんが、とりあえず集合時間が早いのでさっさと寝ます。