映画を見る前に原作を読むと違いを探してしまう質だと、今更ながら忍びで痛感したものの、どうしても読みたくなり…。
でも今月末から来月中は読める時間なく…。
と、思い立ちというか今更ながら昨日購入し、今週中で読むつもりで就寝前に読み始め。
深夜1時頃目が覚めたので、眠くなるまでと続きを読み出したら止まらなくなり、そのまま朝5時過ぎ読了。
続きは感想。
ネタバレあるかも。ご注意を。
淡々と進む物語に徐々に惹き込まれ、途中から最後まで胸が痛くて仕方なかった。
感情が昂って泣くのではなく、何度も涙が溢れてしまう本でした。
人が切なくて悲しくて読了後疲労感があるのだけど、どこか重すぎないのは学生時代の一部分と演劇部を用いているからなのかな。
泉・葉山先生と奥さんまたは小野くんとの三角関係的な感じが主軸であろうと勝手に想像していたものと違った話の流れ(まあそうも取れるけど)に「そう進むのか」と驚いたり、また映画予告も原作を読んで「そういうこと!?」と思ったり。
この作品、葉山先生も難しいだろうけれど泉は本当に演じるの難しいだろうなと。
何かで読んだ監督さんかプロデューサーさんの「女優が見つからなかった」というのも納得。
でもだからこそ映画が楽しみ。
そしてこの作品を書いた作者の年齢と感性に驚愕。
最後に
これは個人的問題なのだけれど、ここ数年は年間で読む本が減り、また長い間歴史小説メインで読んでいたからか、今回あまり行間やリズムを大事に出来てないなと気付き反省。
もしかしたら他にも大事に出来てないない作品があったかも(´・ω・`)