部「まあいい! 久しぶりの 船旅は どうだった?」
ジ「それが そのう
」
部「ん?なんだ?」
ジ「実は 乗船してから ゆっくりデッキで 瀬戸内海の夜景でも 見ながらビールでも!って 思ってたんですが 急に お腹が 痛くなって トイレ入ってたら 着いちゃった
」
部「はあ? お前 何時間トイレ入ってたんや?
」
ジ「ほんの 20分ほどですよ〜
」
部「20分?そんなに 近いのか? お前 違う島に 渡ったんやないの? 香川県だよ?香川県。」
ジ「そうなんですけど めちゃ近かったんです
」
部「そんなに? 仕方ないなあ まあいい 明日会社で 詳しく聞くから」
ジ「それがその〜
こっち来て 風邪引きまして 島の人間は 免疫あるから 死なないらしいんですが 本土の人間には 命の危険が ある風邪らしいんで 治るまで こっちに 居なさい!って
」
部「ほう?そんな危険な 風邪が あるのか? 初めて聞くなあ?」
ジ「本当ですよ
決して サイクリングで 島巡りしたいとか 釣りが したいとか ジンガイの ちゃんネーを ナンパしたいとか 全然思ってませんよ
」
部「なるほど そう言う事なら 仕方ないなあ? じゃあ 治っても 帰って来なくて 良いから ゆっくり治しなさい」
ジ「あ
? 帰って来なくていい?
明日 出社 させて いただきますよ〜!
マイバケツ 持って行きます。」