最近頻繁に実家に帰る。
春に2回目の手術をしてから、あまり回復していない母。
回復していないのは、
体より心だ。
父いわく、
『ぷくぷくが帰ってくると
お母さんの顔色もいいし、普段よりよく食べるよ。』
ずいぶん痩せた。
お風呂に入るのを手伝うけど、
その痩せ細った体を見ると本当に切なくなる。
できるだけ母のそばにいたいと思う。
Nさんは、
『お母さん、体調どう?』
いつも気にかけてくれる。
大切なNさんのこと、
大切な母にいつか紹介したいけど、
それはまた少し先の話。
娘として、
まだまだしてあげたいことが
たくさんあるから。
一夜明けましたが、
被災地の方々は不安な夜を過ごされましたよね。
繰り返し流れている小学生のニュース、
ご家族の気持ちを思うと本当に辛いです。
京都にいる息子にラインを送りました。
『大丈夫?』
何時間たっても既読にならず…
連絡がないということは無事なんだろうと思いながらも、
死傷者が出ているというニュースが気になる。
今朝ラインを確認したら…
既読スルーですか( ̄∇ ̄)
これだから息子は。
娘は逐一連絡してきます。
『揺れた〜! こわーい(;・д・)』
『雨やばっ!笑』
『電車止まった( ̄∇ ̄)』
それはそれで、
いちいち報告いらんよ。
ママも忙しいから…笑
事故や災害がある度に思うこと。
息子も 娘も 私も、
そして元夫も…
みんなが離れた場所に住んでるから、
すぐに駆けつけることができない。
何かあったらどうしよう。
ホントに心配…
そして、
明日にかけて大雨だって。
会社からの帰り、
Nさんからラインが入った。
『これから帰るよ。』
昨夜
元奥様の家に泊まり、
今日はお子さんたちと過ごしたのか、
それとも元奥様と一緒だったのか…
スタンプをひとつだけ返して、
私も家への道を急いだ。
『ぁ…』
Nさんにおすそ分けしようと
実家の庭で実をつけてたブルーベリーを持っていた。
本当は、
今日は会いたくないって思ってたのに、
Nさんに電話をしちゃった。
『今、どの辺り?』
少し先のコンビニの駐車場で
Nさんは待っててくれて
『はい、無農薬のブルーベリー。
今朝収穫してきたの。』
Nさんの車の後ろのシートに、
大きめのバッグが置いてあった。
いつも手ぶらで出掛けるじゃないの。
ブルーベリーを渡してすぐに車から降りるつもりだったけれど、
何故かNさんが手を握ってきた。
『次の休み、どこに行こうか(^^)』
Nさんはいつもと変わらないのに…
お子さんの車を磨いたとか、
父の日なのに、オレが働かされたよって、
嬉しそうに話すNさん。
『最近の休みは、
変なおばさんに付き合わされてるもんね。
お子さんたちにも申し訳ない…』
『オレはそっちの方がいいんだよ。
ぷくぷくさんと一緒にいるのが楽しいから(^^)』
自分のちっちゃさに
泣きそうになった。
隣にずっと止まってる車がいる。
『chu〜ができないじゃんか(´-ω-`)』
Nさんは残念そうだったけれど、
今夜は、
そんな気分じゃなかったから、
おやすみを言って車から降りた。
こんな時の自分が 一番嫌い。