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うめきれない

定演終わったら毎日会っていたのが月に数回とか、疎遠になってしまうからさみしくなるね。
そんな会話を交わしてから一月が経とうとしている。
練習に行った日には今まで以上にだらだらとサークル棟の前で時間をつぶして、学科室に毎日朝から夜まで居座って。

そっか、人と会えないから、語りきれないから、ずっとさみしいままなんだ。誰か他人のこと、心から尊敬して、尊敬しあえるような関係を築けていないから、さみしいままなんだ。
人と関わりきれないからさみしい、なんて、気づきたくなかったな。もう一人では生きていかれなくなるから。保育園の時から感じていた、みんなの輪に入りたくても入れなかったあの感情は、さびしさだったんだね。

この寂しさは遅くまでサークル棟に残ってだべっても学科室に残ってだべっても、埋めきれるものじゃないね。そうだったら毎日そんなことしないもん。埋めきれないから、空白がずっと目につくよ。お腹いっぱいにしてお風呂に入ってぽかぽかのまま布団に入っても、さびしさで涙が出るね。気づかなければよかった。

祈り

中学の頃に読んだ「キーリ」のハーヴェイのあのセリフが未だに残ってる。
ニュアンスだけだけど、
きっとこれは罰なんだと、今まで殺してきた人の寿命分、自らが生きるようになってしまった。時間をかえすから、許してもらえたらいいのに。

きっとね、私は、今まで人を傷つけた分、幸せにはなれないんだと思う。他人の人生にまで及んだあの行動が、赦されるはずもないから、きっと罰なんだと思う。許してくれなくてもいいよ、ただ、あの子がどんな形であれ幸せになってほしい。風の便りで結婚したと聞いたあの子の目に止まらない所で一人、人の幸せを祈らせてほしい。
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