宇宙漂流記

でも

ありがとうは言うよ

ちゃんと

きみに

こころを込めて



一生懸命に

生きて

生きて







いつも

きみのこえに

折れそうな心の柱を

支えてもらってた



もう

そのこえは

僕には

聞こえない





もう聞こえない方がいい

いつまでも

きみに

頼ってちゃいけないよね







いつも

きみの涙は

泥だらけの僕の心を

綺麗にしてくれた



でも

その涙は

もういらない





いや

もう僕のために

泣かないでほしいから

だから

その涙は

いらないよ









さよならは言わないよ

別れが

悲しくなるから



だから

代わりと言っちゃなんだけど

ありがとうって

言うよ




そうすれば

きっと

別れも悲しくないから



きみと

また会えるようになる

気がするから







ただ純粋に

きみにむけて



このありのままの

"ありがとう"

を伝えるよ


















ありがとう

私は

臆病になった



愛することを知った動物は

同時に野生を失う



愛することは

その人を受け入れることでも

あると思う



そう自分を殺して

その人を受け入れる







自分中心から

その愛したひと中心になるから

動物は

野生を失い

人間に近づいていく



















でも

愛しすぎては

動物に戻ってしまう



行きすぎた愛情は

憎しみと恨みに

表情を変えていく










愛していたはずのキミは

今は

心のどこにいるのか

わからない






でも

いる場所はわからなくても

心の中にいつも

キミはいる




見えなくても

見れなくても

キミは

いつも

僕の

私の

心の中にいてくれる














目には見えなくても

感じれるだけで

こんなに

嬉しいなんて

今まで知らなかった