無類

私が書くのって、内面描写が多いんですよね。それは平時の関心が何処に向かっているかの影響なんですけど。景色とか、行動とかもっと充実させたら、キャラクターの位置が見えやすくなるんですけど、そこはやはり難しい。やれ。はい。

私が書くのが好きなシーンって、契機のシーンなんですよ。こう、別に盛り上がるとかそういうことでもないんですけど、いや、そういうのも大好きなんですけど、多分、ふと気づいたり、決意したり、ようは誰かが何かを選ぶとき。そのシーンが恐らく好き。影響する側もされる側も。
ただ目を覚ましたらやろうと思った、でも、苦難を乗り越えて選びとるでも、どちらでもいい。自分が何かを選ぶ、その選択に責を負う、自分の意志を理解する、平穏恒常漫然としたそこから動き出す。いや、日常に戻るでもありか。
多分心の動きが激しかろうと穏やかであろうと、私はそこが好きなんだと思う。何かに気づく。自分で気づくものの、影響はなんと大きいことか。

小噺にもそういうのが多いと思います。多いよね？

まあ好き勝手書いてるんですけども。
よお喋りよる。

ここまで喋るなら元気に違いないって？
うむ さよう