キリエ
(ブラッドマリア。魔女の作った機械人形。最も美しきものを作るための基本素体。自らを美しいものとした結果、キリエに取り込まれた。それは折り込み済の結末。永劫美しくあるため。キリエが体のパーツの美しいものを欲しがるのは最早本能。それが無機物であれ有機物であれ関係ない。故にキリエが自ら作る異世界データ蓄積用の個体もぼろぼろになる前に自らで破壊している)
ロキ
(世界が「間違いなく存在している」という嘘で成り立っていた世界。疑った事象は流行りのように消えていく。ロキの女好きはここの影響。たったひとり、唯一の存在に出会うと彼らは「完結」という形で死を迎える。それはいつか来るかもしれないし、こないかもしれない。ある日馬鹿みたいな英雄が、世界の真実を暴いてしまった。再構築に必要なのは、嘘で満たされたものだけ。彼は世界に裏切られた。たったひとりで疑念と混ざりあった彼が朽ちもせず放浪していたところで、アクシズに辿り着く)
刃
(「レオン」に近い者の相棒だった。彼女を失って世界が終わりを迎えてなお、生き続けることを選んだため、崩壊する世界から落ちてアクシズに来た)
ロゼ
(悪を食った獣)