ほら、夕方の公園で誰も座ってないのにブランコだけがユラユラ揺れてる事があるでしょう?
それってとても不思議な光景で、ちょっと怖くなったりして、どうしても幽霊の仕業とか考えちゃったりもするけど…本当はそうじゃなくて、単純に少し前まで誰かがブランコを漕いでいたって事なんだろうね。
ブランコ遊びをやめて家に帰る時に、しっかりとブランコの揺れを手で抑えて止めてから公園を出る真面目なタイプの子も居るけど、逆に、勢いよくブランコから飛び降りてそのままダッシュで家まで走って帰るような元気の良い子だって居るからさ。
たぶん、独りで勝手に揺れてるブランコは、そんな元気印の子供がついさっきまで乗ってたってだけなんだろうと思う。
でもね‥
それは必ずしもそうじゃない、って云うような出来事が昔あったんだ。
何年前だったかなあ‥
もう十年以上になるのかな‥
ちょうど今日みたいな眩しい夏の夕暮れに、買い物のビニール袋を片手に僕は子供の頃よく遊んだ小さな公園の横を通ったんだ。
ぶら下げた買い物袋の中には良い香りの揚げ立てコロッケが入ってた。何故だかその日は無性に〇〇屋の揚げ立てコロッケが食べたくなったんだな。
〇〇屋は商店街の中にある小さな肉屋さんなんだけど、ちょうど夕方の五時に新しいコロッケが揚がって店頭のケースに並び始める事は、この町の住人なら知らない人は居ないくらいってくらい有名だったんだ。
〇〇屋は今はもう無くなってしまったけど、今でも友達や近所の人なんかと世間話をしてる時なんかに、ふとその話になったりして‥それくらい皆の印象に深く残るような美味しいコロッケを売ってる店だった。
‥おっと、今はコロッケの話じゃなかったね。
兎に角、そんな感じで僕がちょうど公園の入り口の脇に差し掛かった時に何の気なしに視線を公園の中に向けると、砂場の奥にある二つのブランコの内、一つが揺れているのが見えたんだ‥。
普通ならそのまま通り過ぎるところだけど、その時の僕は、其処に何か不思議と気になるものを感じたんだ。
それで、そのまま砂場を抜けてブランコに近づいて行くと…
何があったと思う?
いや、別に焦らしてる訳じゃないけどさ…
それはね、ちょっと信じられないような光景だったんだよ。
ブランコはただ揺れてるだけじゃなかった。
ちゃんと漕いでいる子供が居たのさ。
え? それの何処が不思議なのかって?
そうじゃ無いんだ。
ごめん。僕の説明の仕方が不味かったかな…正確に云うと漕いでいたのは子供じゃなくて“子供の影”だったんだ。
いや‥“子供の影”より“影の子供”と云った方が良いかな…まあ…どっちでもいいや。
兎に角ね、子供みたいな小さな影がブランコを漕いでいたんだ。
ね、不思議でしょう?
僕は思わず買い物袋を持っていない方の手で目をゴシゴシ擦ってもう一度見てみたけど、やっぱり影がブランコの‥何て云うのかな?座る部分のペンキが塗ってある板?‥その上に座ってブランコを漕いでいたんだ。
だからブランコの揺れはいつまで経っても止まらない。
普通、誰かが離れた後の揺れてるブランコは、だんだん揺れが小さくなっていって、やがて静かに止まる…そういう余韻って云うか残像って云うか…そんな虚世界の力感を持っているように思うんだけど、影の漕ぐブランコはどういう訳だか現実世界の力感を持ってるように僕は感じたんだ。
公園の入り口で僕が感じた違和感の正体は多分これだなと、その時、僕は思った。
影がブランコを漕いでいる。
普通ならダッシュで逃げ出すか、腰を抜かしてへたり込むか、そのどちらかだろうと思う。
でも僕は、そのどちらでもなかった。
どうして良いのか判らずに、ただボンヤリと其処に突っ立っていたんだ。
不思議と怖さは感じなくて、それどころか、心が妙に落ち着いてホッとするような空気すら感じてた。
相変わらずブランコはキィキィと鉄の鎖を軋ませながら揺れ続けてる。
するとね‥
「あ‥見つかっちゃったあ」
突然、子供の声がしたんだ。
もちろん声の主は、ブランコを漕いでいる小さな影だとしか考えられない。
琥珀色に染まる小さな公園には、僕と影、二人の姿しかなかったから…。
君は‥影なのかい?
我ながら馬鹿な質問だと思う。でも、その時はそれが限界だったんだよ。いや、むしろ‥得体の知れない者から声を掛けられて、それにちゃんと応えたんだから、誰かその勇気を誉めて欲しいくらいだ。
「うん、影だよ」
声は可笑しそうに言った。恐らく、実際笑っていたんだと思う。ただ…当たり前だけど、影は顔も真っ暗な影状だから表情なんか全然判らない。
それにしても…
影状って変な言葉だな。ちょっと“礼状”みたいな。
まあ、それはどうでもいいや。
「ねぇ、ブランコ一つ空いてるよ。一緒に漕いで遊ぼうよ」
影の子供が、また僕に話し掛けてきた。
どうやら僕と遊びたがってるみたいだ。
影の声は、そこいら辺で普通に遊んでる無邪気な子供の声そのものだったから、この時には何だか僕も少し楽しくなって来ていて、それで影の子供と僕は二人並んでブランコを漕ぎ始めたんだ。
大きな夕陽が公園の壁にゆっくりと沈んでくのを、僕らは黙ってブランコを漕ぎながら見てた。
「あのさ‥よく僕の事が見えたね」
ブランコを漕ぎながら影が話し掛けてくる。
偶然通り掛かったらブランコが揺れてるのが見えて、それで公園の中に入って来たら、ブランコを漕ぐ君の姿があったんだ、と僕は答えた。
「ふぅん…あ、なんかいい匂いがするね」
‥〇〇屋のコロッケを買って帰る途中なんだ。
「あ、〇〇屋のコロッケ!美味しいよね!」
影は弾むような声で言った。
‥良かったら、一個 食べるかい?‥食べられれば、だけど。
「どうかなあ‥影になってからは何も食べた事ないからなあ‥」
‥物は試し。ここはチャレンジでしょ?
「そっか…うん!判った!チャレンジしてみよう!」
僕は袋の中からまだ熱さの残るコロッケを一つ取り出して、影の子供の手に渡そうとした。
でもね‥それがどうしても上手くいかないんだ。僕の差し出すコロッケは、影の子供の手をすり抜けるばかりで、一向に掴めそうにない。
やっぱり‥無理なのかな。
何だかちょっと悲しい気持ちになりかけた時、影の子供が「あっ!そうだ!」と素っ頓狂な声を上げた。
なに!どした?
「あのさ、思ったんだけど‥」
うん。
「僕は影だからさ、コロッケも影じゃないと掴めないのかも‥」
‥なるほど。確かにそれは一理あるかも。やっぱり、こういう自由で柔軟な発想は、子供の方に“一日の長”がある‥いや、それを云うなら逆に“一日の短”かな。
兎にも角にも僕は、上手く角度を図りながらコロッケを夕陽に翳して、ちょうどコロッケの影が影の子供の手に重なるようにした。
するとどうだろう!
影の子供の手がしっかりとコロッケの影を掴んだのさ。それと同時に、僕のコロッケから影が見事に消えたんだ。
つまり、一つのコロッケが現実のコロッケと影のコロッケに分かれたって事。
驚いたけど‥
秘密の作戦が成功したみたいで何か嬉しかったな。
そうして‥影の子供は影のコロッケを、僕は僕の買ってきた現実のコロッケを、並んだブランコに腰かけながら一緒に食べたんだ。
〇〇屋のコロッケはいつも美味しいけど、この時に食べたヤツは特別に美味かった気がする。
それはそうと‥
コロッケをかじりながら、僕は影の子供に一つの質問をした。
ねぇ‥さっき君は「僕が影になってから」って云ったけど…それって“影になる前”があったって事だよね?
すると影の子供は意外そうな口振りで、こんな事を言ったんだ。
「あれ?‥もしかして君まだ気付いてないの?」
何が?
チンプンカンプンな僕が聞き返す。
「何だ‥本当に判ってないんだな」
だから、何が?
「つまり‥僕が誰かって事だよ」
いきなりそんな事云われても‥子供だって事は判るけどさ‥。
「しょうがないなあ‥じゃ、教えてあげるよ。僕は‥君でしょ?」
え!? 君が僕? いや‥僕が君?
「正確に言えば‥僕は七歳の夏の日の君。ほら、その頃、君は毎日のように此の公園で遊んでたでしょ?」
七歳。小学二年の夏休みか‥云われてみれば確かに、その頃は毎日、日が暮れるまで此の公園で遊んでた記憶がある。
「あの夏のね‥一番、太陽が強く輝いてた日、僕はその強烈な陽射しに焼き付けられたんだ…影として」
勿論そんな事すぐには納得出来なかったさ。でも、影の子供の声には言葉ではとても言い表せない懐かしさを感じたし、最初にその姿を見た時からずっと感じてた不思議な親しみも、それなら説明が付くような気がした。
「どうしてこうなったのかは僕にも判らないけど‥とにかく、そういう事なんだ」
‥って事はさ
‥君は、その時からずうっと、もう何十年も此の公園にいる訳?
「違うよ」
影の子供は首を横に振った。この仕草は影でも判るから‥何て云うか‥非常に助かる。
「ほら、影の世界は二次元だから…時間ってものがないんだ。だから僕は七歳の夏休みのままずっと此処に居る。ただそれだけの事なんだ」
時間が存在しない…
僕はこの時からずうっと七歳の僕が語った“時間が存在しない世界”について考え続けているけど…未だにどうしても、その感覚を理解する事は出来ないでいる。
まあ、それは当然と云えば当然って気もするんだけどね。
でも…
時間が止まってるなら…寂しさを感じたりはしないんだよね?
「うん、全然寂しくないよ。それどころか、毎日‥って言い方は、時間がない世界の僕には変だけど‥凄く楽しいよ」
それを聞いて僕はホッとした気持ちになった。この影の子供と僕との間柄は、どう説明したらいいのか途方に暮れてしまうような妙な関係だけど…何にしても“楽しい”ってのはいい!絶対的に良い!
少し涼しくなった風が吹いて、公園が薄暮に包まれ始める。
「ああ‥もうじき陽が落ちちゃうな」
影の子供は残念そうな口振りで呟いた。
…夜になったら、もう君の姿は見えなくなっちゃうのかな?
僕は急に不安になった。この時間が何時までも続くような気がしてたから‥。
いや‥そうじゃない。
それは、この時がずうっと続けば良いのにな、と云う密やかな願いにしか過ぎなかったんだろう、と今は思う。
やがて、七歳の僕の小さな影が、夜の大きな影に溶け込み始めた。
「そうだ!最後に、どっちが高くブランコを漕げるか競争しよう!」
僕はその挑戦を受けた。そして勿論…アッサリと負けた。
楽しい時間の終わりは、もうすぐそこまで迫っていた。
また…逢えるかな?
不安げに尋ねる僕に「絶対逢えるさ!」と七歳の僕は力強く答えてくれた。
でも、そんな言葉の力強さとは裏腹に、少しずつ七歳の僕の輪郭は消え始めている‥。
じゃあ‥またな。
「コロッケ美味しかった!」
それが、僕が聴いた七歳の僕の最後の声だった。
それから僕は、公園を出た訳だけど…
そこでまた、ちょっと不思議な事があったんだ。
…と云うのは、ブランコが二つともまだ揺れていて…そこに、小さな影と大きな影、二つの影が見えたからだ。
僕は思う‥
もしかしたら、さっきのブランコを漕いでいた僕も知らない内に影として焼き付けられていたのかも知れないって。
そんな自覚は全く無いけど、考えてみれば、七歳の時だって全然気付かなかったんだから…もしそうだとしても不思議ではないよね。
僕が“この時間がずっと続けば良いな”と願ったから、夕陽がそんな僕の気持ちを汲んで、影として焼き付けてくれたに違いない。
七歳の僕の影と〇〇歳の僕の影なら絶対楽しくやれるはず。
嬉しくなった僕は、二人の影に何か言葉を掛けてやろうと、もう一度、ブランコの元へ行こうとした。
でも、僕が一歩踏み出したところで…二つの影は完全に夜の闇に溶けて消えてしまったんだ。
二つのブランコは、相変わらずまだ揺れていたけれど…それはもう“余韻”のような切なさを漂わせていて、二つの影はもう何処か僕の知らない別の世界へ帰ってしまった事を知った…。
とまあ…これで話は終わりなんだけど…
そんなのとても信じられない!って人も居るだろうし、軽く笑い飛ばす人だって居るに違いなくて、それはそれで自由だと本当に思うのだけれども…
夏の夕暮れ時は“これくらいの事があってもちっとも不思議じゃない”そんな特別な時間なんだろうって…僕は、そんなふうに思うんだ。
あ、それから…
タイトルなんだけど、「コロッケ二つ」にしようか「コロッケ一つ」にしようか実はかなり迷って‥結局「二つ」にしたんだけど‥これで良かったのかな?
いやいや いいんだよ焦らなくって
そうなんだよねぇ
過去記事…
ピックアップして 新らしくカテゴリ編成して、綺麗な形でまとめたいなあとは前から思ってるんだけど…
なかなか
何せ 片方の保管場所の方 未だに自分でログイン出来なかったりするアホカ
でも、何とか少しずつやってこうかなって本当 アリガトね
ごめんねっ
ここ直ぐ、お返事の お返事したかったんだけど…
うんっ!是非、トキノっち
うんっ!何て言えばいいんだっ…?
トキノっちの過去記事っ。
う〜ん…
全部大事だしなぁ〜…
うんっ!トキノっちが コレっ!って思った記事っ
お引っ越しさせてくれると嬉しいなぁ〜
うんっ!手間は、かかっちゃって大変だとは思うんだけど…
ってか…
カテゴリも、ちゃんとした状態で お引越させてくれれば良かったんだよねっプゥ〜。
そしたら、ブログの場所は違っても…
飛んで…直ぐに好きな記事に おじゃま出来たのにねっ
お忙しトキノっちに負担かけちゃ アレだから…
ゆっ〜くりと
少しずつ
記事、持って来てくれると嬉しいなっ
↑って…負担かける気 まんまんじゃんっ
まあ‥
もう、特に言い足す事もなくなっちゃった感じに
同窓会‥そうだねぇ‥梶井氏の云うような力が働いているのかも知れないなあ〜と思ったさ
自分の中にいる友達は、やっぱりあの頃の友達なんだよね〜
まあ、その辺に少し隣接している話をいま書いている途中なのだけれども…梶井氏はそういうこの話で云えば影をしっかりと綺麗な形で保存してくれていそうで、友達からみたらとても有り難い存在になっているんじゃないかなと思う
ポストの写真もちゃんと心に焼き付けてくれているのがその証拠、有り難く思っています…あの写真は割と評判が良かったから…ちょっと残念
って…自分の手元には残ってるけど
チャンスをみて 再アップしてみようかな
なんか‥au one アルバムにあった赤いポストがある路地裏思い出した(;_;)
夕立の後の蝉が一斉に鳴き出す前のしめやかな空気‥廃校のグラウンドに一人ただずんでいたらどこからともなくコロコロ‥と古ぼけたボールが‥
同窓会でみんなと別れるとき何故ああもさみしいきもちになるのか‥‥仮説‥自分の中にいる高校生の自分は知らない間に薄くなっている?‥けれども友達の中に居るあの頃の自分は鮮明なままそして
自分の中にいる高校生の友達の姿も鮮明なまま‥同窓会っていうのは友達が持ってくれている高校生時代の自分に逢える‥また自分が持っている高校時代の友達の姿を見せにいく、という面もあるのかもしれない‥
“過去の自分”は昔よく行っていた場所やいっぱい話したひと の中に溶け込んでいて‥また、自分の中にもその場所やそのひとが溶け込んでいて‥
トワイライトタイム
トワイライトゾーン
その時その場所でふたたび出逢えるって‥そんな気がする(^^)
ありがとう
大丈夫♪ちゃんと判ってるから
むしろ、最高の褒め言葉だって感じてる
これは‥極めて感覚的な何かを少しでも感じて貰えたらなあ〜と思って書いたから、それで十分
で‥そうなのさ
これは5時町の系譜に繋がる話だと 書きながら自分でも思った
もう 昔の記事にはすぐに飛べないからねぇ(*_*)…
気に入ってる話とか、ピックアップして移しとこうかな
でも… 面倒くさそう
あのねっ
すごい不思議な感覚なのっ
今回 実感したんだけど…
ブログって、無意識の内に本人を意識して読んでるのねっ…
たとえ、物語でもっ
少し読んだのっ
そしたら、いつものトキノっちの文章とは違う感覚に
不安になっちゃって
なんか、その先読めなくなっちゃって…
でも…この お話がキライなんじゃないのっ
むしろ好きなのっ
でもねっ 何故か心がザワザワして読み進めるコトが出来ないのっ…
でも、読んだのっ
少々の不安を胸に…
最後まで読んだのっ
大好きな お話だったのっ
ほんとに、大好きな お話だと思ったのっ
なのに…
なのに…
今、もう一回読んでから、お話についての感想書こうと思ったら
何故か読むコト出来ないのっ
けっして、批判じゃないんだよっ
なんか、入り過ぎちゃうんだよねっ
感覚や心がっ
そんだけ大好きだしっ
トキノっちの文章が秀作なんだなって思うのっ
もの凄い不思議な感覚
謎の世界へ足を踏み入れた感覚ですっ
ほらっ、あの作品も思い出したよっ
直ぐ、過去の作品に飛べないのが残念っ
いえいえ
そういう私こそ、もーりーさんには凄く助けられているのです
ですから…
こちらこそ、これからも宜しくです
ありがとう(*^o^*)
わたしの小さな声にも
いつも応えてくれる
ほんとに優しいひと
です(;_;)
娘の気まぐれな体力
を楽観的にならず
まあまあ(^。^;)
そんなときもある
くらいでかわして
いかんとですよね
トキノさん
あなたの記事と
コメントは…
あの頃からずっと
わたしのこころを
癒し続けてくれたん
ですもの(^w^)
これからも
どうぞよろしくです
おやすみなさい
ありがとう
プチご無沙汰でした
ああそういうふうに感じて貰えたなら良かった
夕暮れの何とも云えない雰囲気…いわゆる逢魔が時みたいな感じを少しでも出せれば良いなあ〜と思っていたので
センスをお褒め頂き ありがとうございます
まあ、オペラ座のスキンがだいぶ長くなってたので ちょっと気分転換を
で そちらにも書きましたけど、まだ暫定的なものですし、文字の大きさは これ以上小さくはならないので どうかご安心下さい
まあ、私自身 見直す時など字が大きい方が疲れなくて済みますし…何せ 長文 なもので(笑)
怖いような…でも不思議な話…
久々トキノワールドに入り込んでみました
やっぱりトキノさんは
センスが良いです
突然涼しくなりましたが
どうぞ体調壊さないで
下さいね
私の楽しみなトキノワールドの継続のためにも
(^w^)
急に文字が薄くなったみたいで(;_;)おいてきぼりにされるのが嫌だからデカ文字に変えて読んでいますo(^-^)o
たぶんこれが限界だと思うので(^。^;)どうぞ、文字をこれ以上は、小さくなさらないで頂ければと思います。勝手なお願いで申し訳ないですがトキノファンは、私同様高齢の方もきっとおられます!(b^ー°)と、便乗しながらも、必死のお願いです。
っと
ああレモングラス☆彡さん元気そうで良かったあ
レモングラス☆彡さんは絶対にこの情景をリアルに感じ取ってくれるだろうなって思ってました
ブランコって 漕ぎ方も色々あるし、公園によっては色や形が違ったりしてて面白いですよね
二人乗りとかすると、また全然違った感覚になるし
レモングラス☆彡‥めちゃめちゃブランコ高く漕ぎそうな気がする‥下手したら一回転しそうなぐらい
影遊び 私も今でもスタンドの灯りとかでやります
懐かしい情景に
懐かしい香りに
懐かしいコロッケ
懐かしい公園
懐かしいブランコ
ふんわり風も吹いて
夕日が当たって
揺れる音
ふと!
妖怪人間影!
思い出しちゃいました!笑
太陽の影ぢゃないけど・・・
今だに電灯の影で
つい遊んぢゃいます
情景を思い浮かべて貰えたのなら とても嬉しいです
ありがとう
たま〜に こんな感じの一人称独り語りをやってみたりします
\(^ー^)/
途中で暴走(主に駄洒落など)しそうになる自分を抑えるのが ちょっと大変ですけど(笑)
(」゜□゜)」
ありがとうございます
振り返れば…色んな頃の色んな自分が今もそこに居るような気がして…
本当にその通りで あの頃は何をやって遊ぶかとか晩ご飯のおかずは何かなとか…色んな事を楽しむ時間が多かったような気がします
で…1日がとても長かったし
それに比べて今は1日が過ぎるのがあっという間で
時々はあの頃の感覚を思い出してみるのもいいかなって
お子さんたちが三人で仲良く遊んでる姿…目に浮かぶようです
また、神社の公園ってところもいいですよね
公園って…今までそこで遊んで来た子供たち皆の影が焼きついていると云うか…染み付いて残っているような気がしてしょうが無いのです
そ、それはまた…
なんかリアルに想像してしまいました
でも…怖いのだけど、どこか物悲しいような隠美で不思議な場面ですねぇ
何故だか惹かれるものがあります
素敵です
ちょっぴり切なくて、じんわり優しくて…
とても素敵なSFファンタジーを読ませていただきました。
夕暮れ時のオレンジ色と、ブランコを漕ぐ影、そして現在の僕の影ふたつ。
情景が鮮やかに浮かび上がりました。
コロッケという、なんか懐かしさを感じる食べ物、それが‘ふたつ’である所に優しさを感じます☆
いつもと違う語り口調も、新鮮でした。
素敵な時間旅行を
ありがとう
トキノさん
幼きあにょ頃にょ自分に会いたいとコハルも昔をよく思いだちマチュピチュ
無邪気らたあにょ頃おやちゅ食べて元気に遊んれぇなんにょ不安も心配もにゃかたあにょ頃
今わぁ生きるにょが必死れぇ毎日にょ慌ただちちゃに追われる毎日
天才紳士トキノ伯爵のおかげれぇコハルもちょっと昔にょ幼きコハルに会えたよにゃ気がちマチュピチュ
神社の下の公園で
ブランコ乗りして
遊んだあの頃が
よみがえりました
次男がうまく
こげなかったこと
長男が娘を座らせ
びゅ〜んびゅ〜んと
こいで遊んでたこと…
トキノさんありがとう。
トキノさんの七歳の影
くんのおかげで
あの頃の子供達が
今でも笑顔いっぱいで
遊んでいると思えた
だけで(;_;)
なんとも言えない
満足感が込み上げました
なにも変わらない
毎日の生活の中でも
こうした魔法の粉を
ふりかけて貰えると
固くなってしまった
心の芯みたいなところを
ふっと緩めてもらえたよありがとう
小さい頃すんでいた二階建ての借家の階段を毎晩上がってくる影を思い出しました
影なのに目と口がついてる
幻灯機で映し出された影絵のような
上っては消えるの繰り返し
まだそこにいるのかな