興信所と探偵。
何か違いがあるのではと思う人もいるようですが、現代ではその違いはその名称のみと考えていいでしょう。
探偵業を営むという点で変わりませんし、公安委員会への申請義務がある点も同じです。
もし依頼するのが浮気調査などであれば、特に気にすることはありません。
ただ、ある程度、得意不得意なども事業者ごとに特徴があるため、依頼する前に確認しておいた方が良いでしょう。
浮気に走るきっかけというのは主に、単調な結婚生活が嫌だったというものです。
自分をもう一度異性として見てほしいという願望が結果的に浮気という形で出てくるのです。
そういった事態を避けるには、二人で歩み寄って、おたがい何を我慢して何を求めているのか、問題点を話し合う姿勢が必要ではないでしょうか。
不倫の慰謝料請求には期限があります。
不倫していた相手が明らかになってから3年、もしくは不倫の事実から20年以内でも構わないそうです。
もし時効まで時間がないときには裁判に訴えることで、時効はなくなります。
不倫という行為を時効で「逃げ得」にしてはなりません。
時間がなければ自ら裁判を起こす手を使うほうがいいでしょう。
いくら探偵であろうと、結果が出ない(出せない)ケースも存在します。
よくあるのは、不倫の証拠集めで期間内に調査対象にそういった行動が見られないという案件です。
とはいっても、探偵の調査が浅かったために結果が出ないこともないわけではありませんから、自分が選んだ探偵業者の方針や利用者評価等をあらかじめ確かめてから契約する必要があるでしょう。
また、探偵や相談員とよく話し合うのも結果に大きく影響してくると思います。
浮気相手と会っているだろう曜日や時間の手がかりがあれば、調査が必要とする時間は減るのでそれだけ調査費用が節約できるわけです。
しかし、浮気をしている日時が気づいている場合でも友達に何とか聞いてもらって写真を撮るようにすると、多くが失敗するに違いありません。
勘づかれないように写真を撮りたいときはやはり探偵にお願いするのが最も確かな方法でしょう。