『子供は被害者』
子供は悪い言葉を浴びて、心がゆがんでゆく。
親から言われた言葉を決して忘れない。
深い傷として心に残る。
「もう慣れた」とか
「当たり前がコレだから」なんてウソ。
本当はイヤなんだ。
ぶつかり続けたら、疲れてしまう。
終わりのないストレス地獄。
親が子供に手をついて謝る。
ここまで解りやすい形で、表現しなければ、子供が受けた傷は治らない。
コップの中の水に、汚い言葉を浴びせ続けると、その水を凍らせた時の結晶は壊れ、綺麗な結晶は出来ない。
コップの中の水に、綺麗なな言葉を浴びせ続けると、美しい結晶になるという。
今、引きこもったり、暴れたり、包丁で刺したりと、親に対して子供の反乱が始まった。
いじめの循環は止まらない。
昔は、おばあちゃんやおじいちゃんが、家にいたから駆け込み寺になっていた。
昔の戦後の家庭は貧しくても、助け合ったし暖かかった。
怒鳴っていても、後でフォローする、手をついて謝る、お父さんがいた。
映画「ALWAYS続・三丁目の夕日」では、鈴木オートの怒鳴り散らすお父さん(堤真一)が、子供(堀北真希)に自分の非を認めて、手をついて子供に謝っていた。
昔と違って、怒鳴るけど謝らない人が増えた。
カッコをつける人が増えた。
それがカッコ悪いことだと知らないで。
どこでこのストレス社会を止めるか?
誰が止めるのか?