NEWSの増田貴久が高校1年生の役を演じて話題のNHK総合“よるドラ"『古見さんは、コミュ症です。』に、俳優の城田優が出演することが発表された。城田君も増田君と同い年の35歳。

人と話すことがほとんど出来ない悩みを抱えている女子高校生・古見さんは、高校生活スタートの初日、男子同級生・只野くんと急接近。ある途方もない目標に向かい、ぎこちなくも健気な一歩を踏み出す…というストーリー。

同ドラマは、見た目は誰もが振り向く美少女であるものの、極度のコミュ症で他人に話しかけようとすると緊張で表情が固まってしまう高校1年生の古見硝子が、平凡で小心者の同級生・只野仁人と「友達を100人作る」ことを目標に頑張るコミュ症コメディー。オダトモヒトによる[週刊少年サンデー;小学館]にて連載中で、今年10月からはテレビアニメの放送も決まっている。ごくふつうの男子高校生とちょっと風変わりな女子高校生とのふれあいを通して、“人付き合い”でたまに胸が締め付けられる全ての人たちに、癒しのひとときを届ける。

脚本を[スカーレット;NHK総合]の水橋文美江、総合演出を[おっさんずラブ;テレビ朝日系]などの瑠東東一郎が担当。主人公の男子・只野仁人を増田貴久、ヒロイン・古見硝子を池田エライザが演じるほか、ゆうたろう、筧美和子、大西礼芳らがキャストに名を連ねている。

城田優 が演じるのは、9月27日放送の第4話で転校してしまった片居くん(溝端淳平)と入れ替わるように、只野くん(増田貴久)と古見さんのクラスにやって来た、クセの強い男子転校生・成瀬詩守斗(なるせ・しすと)。名前が示すとおり、強烈なナルシスト。その個性を買われ、いきなり文化祭の出し物の進行係に抜てきされる。クラスの面々は、突然やってきた傍若無人なナルシストの振る舞いにあ然とするが、只野くんや古見さんはその個性をすんなりと受け入れ、新たな仲間として迎え入れていくが…。

第5話(10月4日放送)からストーリーは後半へ。文化祭の運営をめぐって只野くんや古見さんの間には思わぬすれ違いが巻き起こり、万場木さん(吉川愛)との関係も微妙に変化していく。そこに、なじみ(ゆうたろう)や新キャラクターの成瀬くんがどうからんでいくのか?


▽城田優コメント
この度、成瀬詩守斗役のオファーをいただき、年齢的に高校生役を演じるのは限界を超えている自覚がありながらも(笑)、非常に共感する箇所の多い物語や、魅力的なキャラクター達に惹かれ、また、僕と同じく35歳にして、果敢に只野仁人役を演じている増田くんや、役者に寄り添った丁寧な役作りをサポートして下さる瑠東東一郎監督の存在も大きな力となり、勇気を持って演じさせていただきました。
今作の題材の一つでもある“コミュニケーション障害”もそうですが、人は誰だって、一つや二つ、コンプレックスを抱えて生きていると思います。この作品の登場人物も皆そうですが“みんなと違う”ことは決して恥ずべきことではありません。
むしろ誇らしいことです。この作品を通して、視聴者の皆様が、少しでも“自分”のことを誇りに、大切に思ってくれたらうれしいです。そして、不器用な彼らが、必死に支え合い、精一杯高校生活を送る姿は、きっとあなたに、たくさんの笑顔と、ほんの少しの勇気を分けてくれると思います。
最終回までどうぞよろしくお願いします!


■『古見さんは、コミュ症です。』
NHK総合にて、毎週月曜22:45〜23:15放送(全8回)