「疲れてるね」
って言われた。
うん。
疲れてる。
明日までに提出しなきゃいけない書類があるんだが、まだまっさら。
書く気がしない……。
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明るくない話題です。
なんか色々考えてしまう。
若かったんですよ、彼。
私と10歳くらいしか違わない。
彼のご両親がお骨を拾っている時、考えてました。
彼はご両親から産まれてきたわけでしょう。
自分たちが産んだ我が子の変わり果てた姿をね、自分たちの手で拾いあげていらっしゃるお二人の気持ちを考えたら、なんかこうね、やるせないというかね。
骨を見た時もショックでした。
理科室の模型で見るような、あんな綺麗な形で残らないんですね。
バラバラ。
なんだろ、こうね、人間って脆いんだなと思った。
ついさっきまで、ちゃんと顔もあって体もあったのに、たった一時間でね。
人間であるかぎり、いつか必ず死ぬ。
それはしょうがない。
自分が死ぬことに関しては、ただ単に怖いです。
死に達するほどの痛みを体験したくない。
そういう怖さ。
だけど、自分以外の人が亡くなることは、怖いとかじゃないなと思う。
怖いとかそういう次元じゃない。
言葉にできない。