いやー、面白かった!
一気に読んじゃった!

いや、一気にじゃないな。
途中で昼ご飯挟んだから(爆)

そんなことはさておき。
本の背面にある説明文に興味を持ったので読んでみました。
『舞台は、伝統ある男子校の寮「松籟館」。冬休みを迎え多くが帰省していく中、事情を抱えた4人の少年が居残りを決めた。ひとけのない古い寮で、4人だけの自由で孤独な休暇がはじまる。そしてイブの晩の「告白」ゲームをきっかけに起きる事件。日を追うごとに深まる「謎」。やがて、それぞれが隠していた「秘密」が明らかになってゆく。驚きと感動に満ちた7日間を描く青春グラフィティ。』


ご察しの通り、「男子校」「寮」というキーワードに釣られました\(^o^)/
釣られないわけがない、だって腐女子だもん(^q^)

そういう不純な動悸で読み始めた本だったんですが、読んでいるうちに邪な気持ちが消えていきました。

でも萌えがないわけじゃない。
なんかこうあからさまなBL臭はないんですよ。
だけど、湯気みたいにふわっと立ち上るような、そこはかとない友情とも愛情ともつかないような、そんな不思議な感覚が…………私の語彙じゃ上手く説明できねーや/(^o^)\





四人が四人とも重大すぎる家庭の問題を考えてて、そこには共感できなかったなー。
あんな重大な問題を抱えた四人が、一堂に会することなんてそうそうねーよw





登場人物が皆、頭良いんだよねー!
良く人のことを観察してる。
ふとした拍子に見せる素の表情をしっかり見てて、すごく分析してる。

なんか怖いなーって思いました。
人って他人のことをすっごくよく見てるんですね……。
やだなー、自分も他の人にどんなふうに見られてるかわかったもんじゃない。

と言いつつ、私も他の人を観察してるわけだから人のことは言えないわけだが(爆)






登場人物四人が、四人ともそれぞれの現実を持ってて、それにちゃんと向き合っている姿に感銘を受けました。
しかもその「現実」がうまい具合に絡み合って物語を構成してるんですよねー!
すごいや\(^o^)/




読後の爽快感がたまらなかった!
読んで良かった^^
オススメ(^O^)