ひっさしぶりに小説を読みました!

海外文学セレクションの一つで、帯には「邪悪な真実、永遠の絶望」と書いてあります。

短編集です。

長編だと私の集中力がもたない……!




突飛な設定の話ばかりで面白かったです。

全部、オチがどんでん返しすぎてビックリした。



英語らしく、無機物が主語の表現が多くて、そこも楽しめました。
「言葉を発する」
というのが、
「言葉が舌先の上を転がって滑り落ちてくる」
とか。




特に印象深かったのは表題作の「黒いカクテル」と、「砂漠の車輪、ぶらんこの月」です。
どちらも発想が凄かったです。