「わっほいきゃっほいそうらんみょうととんきぽんきなんてんぼうしゃあもうつうれいこうせいだいぐわんほろんのとっぴっぴそんだらもんやののんぜやこきくこけかくきまあるまるちょろちょろべいのちょうえもん」
って名前の人誰かご存じないでしょうか?
新入社員の頃、課内で「伝説の鈴木さん」という名前がよく出ていた。
初めは気にならなかったが、社員が伝説、伝説というのでだんだんと気になってきた。
一体何が伝説なのだろう・・ 俺の伝説の鈴木さんに対する想像はどんどん膨らんでいった。
ある日、主任から「この書類、伝説の鈴木さんに渡してきて」と頼まれた。
「どこにいらっしゃるのですか?」と聞き返したら、
「伝説の鈴木さんなんだから伝説の部屋に決まってんだろ。3階の奥だよ」と言われた。
ついに伝説の鈴木さんに会える。
俺はわくわくしながら3階の奥へ行くと「電気設備課」があった。
俺の趣味は海釣りなんだけれど
釣竿を手入れするのに、履き古したパンストがちょうどいいんだ。
ただ、俺は彼女なし、未婚の一人暮らしなので
古いパンストを手に入れるのに結構苦労する。
ある時、会社のみんなで仕事帰りに飲むことになり、
女の子たちもいい感じで酔っ払って
「下着をどうやって捨てているか?」みたいな話になった。
細かく切り刻んで捨てるとか、紙袋にくるんで捨てるとか
それぞれ言ってた。
ひとりが「私はパンストも細かくしてから捨ててる。
面倒なのよねぇ」と言ったんで
「マジで? もったいない。俺にくれません?
パンストってサオをしごくのにちょうどいいんですよね」
と言っちまった。
まわりドン引き。唯一、パンスト発言の女上司(50代)だけが
「あらあら、私のパンストで? まだ私にそんな魅力があるの?」
などとぬかしやがる。
動揺してさらに
「いや、あの、布の後、フィニッシュに使うんですよ」と俺。
死にたくなった。ネタみたいだが、本当です。