みなさんもご存知の通り、育毛効果が期待される成分には多くの種類があります。
具体例を挙げると、毛髪を成長させる毛母細胞に効く白薬子エキス、頭皮を含めた体内の血行不良の改善に効果があるニンジンエキス、または頭皮の雑菌の繁殖を防ぎ、清潔な頭皮に導くヒノキチオールといった成分が代表的です。
医薬品、医薬部外品は含まれている全ての成分をパッケージに記載するよう定められているため、前もって使われている成分を知る事ができるでしょう。
ただ、医薬品や医薬部外品でなく、化粧品として販売されているものについては全ての成分を公開する義務がありません。
AGAによる薄毛が出やすい体質なのかを判断できるAGA遺伝子検査は、治療方針を立てる上で非常に有効です。
実際に遺伝子というのは生まれてからずっと変化することがないですから、一度検査すればその結果は一生ものです。
一般病院は別として、AGA治療をしている病院なら遺伝子検査は依頼できるものの、通院する時間がとれなかったり安価に済ませたい場合は、検査キットがネットで売られていますので、それを使えば病院に行かずに検査することも可能です。
男性型脱毛症の治療は保険がきかず負担が大きいのですが、わずかながらも節約できる手段として医療費控除があります。
一年間の医療費の総額が10万円を超える場合、超過した分を年収から控除して確定申告できるのです。
確定申告していてAGA治療費を控除しないのは非常に勿体ない話です。
この医療費控除はAGAだけではなく、同じ家計内の1年間の医療費がトータルで10万円を超えていれば申告できます。
予防接種は含みませんが、市販の胃薬や風邪薬等も医療費控除に含めることができます。
筋トレで筋肉を付けると、薄毛の進行が加速するという噂話を聞いたことのある人も多いでしょう。
筋肉を付けるという事は、薄毛の要因とされている男性ホルモンを活性化させることになるため、これが由来になっているそうです。
けれども、実のところ100%筋トレをした人が薄毛になる、ということはないです。
けれど、男性型脱毛症、別名AGAの人が筋トレをすると薄毛を進行させることがあります。
AGAは体内の男性ホルモンが脱毛物質へと変化しやすい病気だからです。
漢方をつかって、発毛や育毛治療をすることもできます。
薄毛になる理由として、漢方での考え方によると血虚と呼ばれる血液循環の不調や、気虚と呼ばれるストレスや疲れでエネルギーが慢性的に不足している状態、老化し身体機能が衰えた状態の腎虚などを疑います。
それぞれの不調を漢方で治しつつ、身体の生まれ持っている自然治癒力を高めて発毛しやすい体質へ変えていくのが漢方を使った育毛治療のやり方です。