頭皮ケアなら何でもアレコレやってみるよりも、全くケアを行わない方がかえって髪の毛のためには良いのだと説もあります。
何も特別なことをしなくても、日々行うシャンプー方法を改善するだけでもより良い頭皮の状態に変化することもあるでしょう。
化学合成された界面活性剤を使わない自然由来のシャンプーを使ったり、湯シャンというお湯だけで洗髪する方法を取り入れようと推す人達も存在します。
加齢に伴う悩みの代表的なものの一つに、薄毛の進行や抜け毛の増加など、毛髪に関係するものがあります。
原因としては、加齢だったり、遺伝や不規則な生活、偏った食事など、いろいろありそうです。
薄毛の進行に悩むあまりに、多大な精神的ストレスを抱え込み、薄毛がさらに進んでいく、という人もいます。
それはそうと、最近、その抜群の育毛効果で注目され、大変期待されているのがプロペシアです。
プロペシアは、男性型脱毛症の治療に用いられる医薬品です。
効果は非常に高い薬ですが、強い薬であるだけに、副作用の心配があります。
毛髪の成長に運動が重要だと聞いても、よくわからないかもしれません。
しかし、体をあまり動かさない状態では血行不良になりやすく、太りがちになります。
育毛に有効な栄養も血行が良くないと頭皮まで到達しないですし、太り過ぎも薄毛の要因の一つなのです。
無理のない範囲で体を動かし、髪に良い生活をしましょう。
毛母細胞が分裂して成長し、抜け落ちるまでの期間を毛髪周期(ヘアサイクル)と呼びます。
本来ならもっとも毛髪の成長が著しい成長期が数年続き、終わり頃には毛があまり伸びなくなる退行期が半月ほどあって、毛包が休止して(休止期)髪が伸びなくなるところで1サイクルです。
なのにAGAを発症するとヘアサイクルが乱れ、主に成長期の髪の短命化が進み、これからまだ成長するべき髪がどんどん寿命を迎えてしまうので、結果的に髪が薄くなります。
男性型脱毛症(AGA)は進行性の脱毛症です。
症状が出るのは早くて20代からですが、原理的に言えば思春期から始まる可能性もあり、額の形にもよりますがだいだいM字を描くように薄毛になり、毛のない面積が増えていきます。
同じ時期につむじ付近の薄毛も進行するという人が多いです。
なぜAGAの症状が出る人とそうでない人がいるのかは、昔から研究されていますが、いまだに分からない点が多いです。
とはいえ、DHTという男性ホルモンがAGAに多大な影響を与えるものということがわかってきました。