育毛が必要だと感じている人たちの中で、育毛効果があるのでは?とエビオス錠がちまたで噂になっています。
エビオス錠とは、そもそも育毛剤として販売されているものではなく、元は胃腸薬としてのもので、主成分がビール酵母です。
そのビール酵母由来の豊富な栄養素が含まれているため、例えば、原因として栄養面での問題にある時は、薄毛対策に良いのかもしれません。
頭皮の毛穴を開かせるためには温めてあげることが有効ですが、蒸しタオルを使うのが良い方法ではないでしょうか。
蒸しタオルは何も熱湯を用意する必要はなく、タオルに水を含ませてから数十秒間レンジでチンするととてもスピーディーで簡単に作れるのですよ。
こうしてチンして作った蒸しタオルを入浴前に頭部に巻き付けておくと毛穴が開いて、髪の汚れや皮脂がシャンプーでよく落ちます。
皮脂や汚れがスッキリ落とせれば健康な毛穴になるので、育毛に大変効果があるといって良いでしょう。
睡眠時の寝格好も、髪の毛を育てるのに関連性があります。
どんな格好で眠るかによっても頭皮の血行が変化するからです。
血液循環を安定的にするために知らないうちに行っているのが寝返りなので、簡単に寝返りが可能なように低めの枕を選ぶのがベストです。
さらに内臓の圧迫を防止する目的で、仰臥位で眠ったり、横向きの方が寝やすいのなら右向きになると良いでしょう。
日本人の多くは温泉好きですが、泉質によっては育毛にも効果が期待できるようです。
育毛に適した泉質とは、酸性の温泉です。
泉質が酸性だと、体の毛細血管が拡張されるので、頭皮を含めた全身の血行が良くなるのです。
普通、酸性の泉質というと炭酸泉と硫黄泉がありますが、身近にあるのは硫黄泉だと思います。
でも、刺激が強いというデメリットもあるので、敏感肌の人はあまり適さないかもしれません。
思春期以降なら誰でもかかりうるのが男性型脱毛症(略称AGA)ですが、AGAが発症するかどうかには男性ホルモンの関与が以前から指摘されています。
ありふれたテストステロンという雄性ホルモンが身体の皮脂腺で合成される酵素による代謝でジヒドロテストステロンと呼ばれる男性ホルモンに変換されることが抜け毛や薄毛の原因になることがわかっているからです。
この厄介な役割を果たす酵素の分泌量は遺伝的に異なるのが定説で、「親がそうだから自分も」という考えは間違いではないということになります。