櫛で梳かした際に大量の抜け毛に驚いたのなら、付き合いでも飲酒は少なめにするよう心がけるべきです。
アルコールは身体に悪影響を与える成分が含まれているため飲酒後には肝臓で違う物質に分解処理されるのですが、その代償として、髪に届くはずだった栄養が使用されてしまうのです。
髪を育てるために必要だった栄養素が無くなり、届けられなくなってしまうと、髪の成長を妨げ、はらりと、抜けてしまうのです。
肌に合わないものを使うと、顔にニキビやかゆみ、炎症の症状が現れるケースがあります。
実は、頭皮でも同じリスクがあり、体に合わない育毛剤を使った場合、かゆみといった肌トラブルに悩まされるかもしれません。
肌トラブルをそのままにしておくと、逆に症状が悪化する危険性があります。
育毛剤の使用中に、何らかの異常があらわれた場合は使用を控えるようにしましょう。
当然ですが、毎日の食事が髪の毛の質を左右します。
薄毛や抜け毛が気になる人におススメの食材は、たんぱく質が補えるものです。
髪の毛の成長のために、たんぱく質は必須の栄養素です。
たんぱく質が豊富なことで知られるのは、大豆、卵、乳製品などの食品です。
これらの中でも、女性ホルモンに似た構造で、薄毛の原因である男性ホルモンの働きを抑える作用を持つイソフラボンが多く含まれている大豆は、髪の悩みには効果が期待できるでしょう。
将来AGAの症状が出やすい体質なのかどうかを判断できるAGA遺伝子検査は、治療方針を立てる上で非常に有効です。
血液型が生涯変わらないように遺伝子もまた変化するものではありませんから、一度検査すればその結果は一生ものです。
一般病院は別として、AGA治療をしている病院なら遺伝子検査は受けられるものですが、まだ病院に行くほどでないと感じたり、検査はしたいけれど出費は抑えたいという場合は、検査キットがネットで売られていますので、それを使えば自宅にいながらにして結果がわかります。
一般にAGAの治療を始めてから状態の改善が見られるのは、体質的な差はあるものの、少なくとも半年くらいと見ておけば間違いありません。
それから客観的に見てかなり状態が良くなったと太鼓判が押せるようになるのは、もしかすると数年かかるかもしれませんし、髪が生えて成長する速度を考慮に入れなければいけませんから、治療は長期的です。
長らく通うことになっても投げ出さずに地道にこつこつと治療を続けていきましょう。