掌や足の裏などはツボが集中していると言われています。
なかでも、手のひらと指にあるツボを刺激すると育毛に良い影響を与えることができるそうです。
手をマッサージするときは、ツボ1点ごとに、じんわりと時間をかけて行いましょう。
早く押すより効果がありますし、落ち着きのある動作が品良く見せてくれます。
いかにも「健康、ツボ押し中」のようには見えませんから、続けやすい育毛習慣としてオススメです。
男性の脱毛に効くのは、脱毛点(親指の根元)、労宮(掌の真ん中)、「心穴」(中指の第一関節)のツボでしょう。
とくに上半身の血行を促進してくれるので、効きやすく、抜け毛を改善し、毛根の活性化に役立つでしょう。
育毛に効く手のツボは2か所であるとも言われますし、わかる人であれば目的を絞って数か所を押すと良いとも言われており、一度興味を持つと、面白いもののようです。
ただ、薬剤のように効果がすぐ表面化するようなものではないので、気長に続けていくことが大事ですし、ツボ押しのみに頼るのではなく、それ以外の育毛も併行して行っていくべきでしょう。
通常の大人の場合で1日に数十本から100本の抜け毛があると言われています。
それでも髪が薄くならないのは、抜け毛の量に相応した充分な発毛があるからです。
ですから、薄毛の対策としては「発毛を増やす」、「抜け毛を減らす」の両方が大事なのです。
では具体的に何からはじめたら良いかというと、育毛のために血行促進を念頭に置いた生活をするようにしましょう。
血行不順の状態を続けていると、髪や地肌は細胞単位で日々再生されていますが、再生と維持に欠かせない栄養素が頭皮に届かず、本来なら血管を通して排出されるべき老廃物が残ってしまいます。
古い脂質はシャンプーでも取り除けますが、これが逆に刺激となって脱毛につながるパターンもあるのです。
育毛剤で頭皮をトントンするのを想像するかもしれませんが、何もつけずに指先でマッサージするだけでもいいです。
そうして血行を促進しましょう。
洗髪時が手軽ですが、オフィスなど人目が気になる場所では、こめかみから後頭部までの頭皮を、指先を揃えて抑えるように揉むと、無理がなくて良いでしょう。
リフレッシュもできます。
血行を良くするには血管がドロドロの状態は避けたいので、水分を意識的にとることが大事です。
一度にたくさんとれるものではありませんので、一日を午前、午後、夕食後に分けて無理なく一定量をとりましょう。
血液がサラサラになると言われている食品をとるのも良いですね。
運動は心肺機能を強化して血流を改善するので、育毛には大いに役立ちますので、あわせて行っていきたいものです。
一度は耳にしたことがあるであろうカプサイシンという成分は、唐辛子に多く含まれていていろいろな効果が有名ですが、育毛にも効くと言われています。
血液がスムーズに流れると頭皮の状態が改善されると期待されていて、その上イソフラボンという女性ホルモンのような性質をもつ成分と一緒に摂取することで、髪の毛を作る毛母細胞を活性化するための成分を増加させます。
しかし、何事にも適量が大切であり、むやみな過剰摂取はよくないです。
世間では、頭皮マッサージが育毛に良い効果をもたらすと言われていますが、本当のところはどうなのでしょうか?事実なのでぜひ実践すべきことです。
優しく頭皮をマッサージしたら固くなった頭皮のコリをほぐすことによって、血行の促進をはかれます。
血の流れがスムーズになれば充分な栄養を頭皮に送りこむことが可能になって、髪の生えてくることが容易な状態を整えることができます。
ハーブの中には、育毛に役に立つものが存在し、しばしば、シャンプーや育毛剤に使われているのを目にします。
頭皮のコンディションがハーブによって整えられることで、髪の毛もまた正常なコンディションに戻ったり、発毛が促進されるような状態のよい土壌が作られるといったメリットがあります。
それに加え、薄毛のモトの一つである男性ホルモンの過剰な分泌を抑止する効能もあります。
また、ハーブは特有の香りをもち、それがもたらすリラクゼーション効果が抜け毛のモトとなるストレスにさらされた状態からの脱却にも有効でしょう。