テストステロンという男性ホルモンの一つが作用することによって、男性は頑丈な骨格や強い筋肉を作ることでき、太いしっかりした髪や、濃い髭が生えてきたりもしますが、これとは別の、ある男性ホルモンが分泌されるようになった場合、薄毛になり始めたり、さらに進行すると、男性型脱毛症を起こしてしまうことになります。
そういう訳ですから、病院で処方される脱毛症の薬や、市販の育毛剤には、多くの場合、男性ホルモンを過剰に分泌しないようにさせる成分が、加えられています。
男性を脱毛症へと誘う男性ホルモンというのは、テストステロンが変化してしまったDHT(ジヒドロテストステロン)といい、これが活発に働くと、薄毛から脱毛へと、速やかに進むであろうことが予測できるため、テストステロンからDHTを作り出してしまう酵素、5αリダクターゼの抑制が薄毛の根本的な対策としても、重要になるかもしれない部分です。
近頃は、医療機関で薄毛の治療を受ける人が多くなっていますが、治療のための薬・育毛剤の代金、診察および治療のための費用は、はたして医療費控除の対象となるか、不安な方も多いのではないでしょうか。
可能性はゼロではないものの、対象外と判断されることが一般的です。
とはいえ一応は、治療費の明細は手元に保管しておき、医療費控除の申請が可能か問い合わせてみると良いでしょう。
抜け毛がAGAの仕業であると考えられる場合は育毛にどれだけ力を注ごうとも努力が報われないこともあります。
AGAは早めに治療を開始することで、あなたの望みを叶えることも可能となりますので、一番最初にAGAか否かを診断してもらい、他の原因と区別しましょう。
原因がAGAではなかった場合は、日々のくらし、髪へのいたわり方に注意を注いでみるとフサフサのきれいな髪になるはずです。
育毛効果を得るために、低出力レーザーを利用する方法があり、そういう育毛器があります。
クリニックやサロンでは普通に使われていますが、出力をもっと低く抑えることで、家庭でも使えるようにした家庭用低出力レーザー育毛器もいくつも売られています。
低出力レーザーを頭皮に照射することで、刺激で血行が促進され、毛髪に関係する細胞が活性化するといったところでしょうか。
この家庭用低出力レーザー育毛器は、種類も出そろってきた感があるのですが、使っても効果は殆どない、というような製品もあることが知られていますので、気を付けないと、後悔することになりそうです。