文屋朝康の歌。百人一首にも入ってます。
 
白露に 風の吹きしく 秋の野は
つらぬきとめぬ 玉ぞ散りける

 
白露がまるで真珠の様だと例えてるんですよね。少し情景を想像してみるととても綺麗。
 
草の葉の上に乗っている露の玉に風がしきりに吹きつける秋の野原はまるで紐に通して留めていない真珠が散り乱れて吹き飛んでいる様だ。
歌そのものも、想像される風景も綺麗ですね。
管理人は想像しやすくてこの歌好き。