伊勢の歌。別れ話をされた時に歌ったもの。
 
難波潟 みじかき芦の ふしの間も 逢はでこの世を すぐしてよとや
 
すぐしてよ、は過ごしてよ。逢はで、は逢わず。逢わないで過ごしてよ。そう仰るのですか、とね。
 
難波潟の芦の節と節の間の短さの様に、ほんの短い間でも逢いたいのにあなたは逢わずに、一生を過ごせと言うのでしょうか。
 
うん。これ、連載で使ってみたいな。別れ話にではないけど。
とても上手くできた歌だし、使わせてみたいな。