何回引っ越しを経験しても、いつだって、その準備は大変なものです。
初めての引っ越しでしたら、なおのことその苦労が身に染みるでしょう。
このような苦労をどのように減らせばいいのかですが、はじめに、時間に余裕を持たせた計画を作りましょう。
そして、あまり考え過ぎずに大まかに計画を実行します。
当然、計画通りに進められるのならそれが一番良いのですが、引っ越しには何かと手続きが煩雑なため、家の中の作業は滞りがちなのです。
余裕を持った引っ越し計画を立てておいたら、多少計画にズレが生じても、ゆとりをもって軌道修正できると思います。
引っ越しを控えて持って行く物と持って行かない物の仕分け作業を始めてみるとそのうちに、どうしても不要物、しかも粗大ゴミが出てしまいます。
こういった粗大ゴミですがいつものようにゴミの日に出しても、収集してもらえないでしょう。
粗大ゴミは、まず自治体に処分方法を尋ねてその通りに処分します。
粗大ゴミが、引っ越し日近くになってもまだ家に残っている、という事態はできれば避けたいですから、段取りよく処分していきましょう。
ライフラインの一つといっても良いくらい、引っ越しで重要なのが引っ越し後にインターネット回線を使えるよう、プロバイダーへの移転手続きを済ませることです。
当たり前のようにインターネットを使っていると、うっかり忘れてしまうもので、引っ越しを終えて、いろいろ連絡を取ろうと思ったところで、はじめて移転手続きが終わっていなかったことに気づいた、という話は時々聞きます。
年度替わりの時期には、開通に数週間かかることも珍しくありません。
少なくともプロバイダーへの連絡は、早めにしておくのが鉄則です。
大半の世帯では、引っ越しの際に公共料金の支払いなど、生活の様々な面を改めて考え直すものですが、日頃見落とされがちなNHK受信料についても今後の対策を考える時です。
まして、引っ越すときにテレビを処分するのなら受信料という無駄なお金を払う必要もないので、受信料が引き落とされているならそれを止め、NHKとの契約を終わらせる手続きを思い切って実行しましょう。
新しい住居が決まり、いつ引っ越しをするかも固まってきたら、今度は是非おおまかに、準備の進め方を計画しておくと良いです。
荷物の梱包などを極端に早く開始すると片付けが進みすぎて、生活に支障が出てくることも考えられますし、あまりスローペースだと、バタバタして新生活に障ります。
やり方としては、今現在使っていない衣類や、本などといったものからまずまとめていくようにするとスムーズに進めていけそうです。