ハイスコアガールという漫画にはまり我が家では遂に月刊誌にまで手を出すようになりました。

本の内容としては一応ラブコメなので少年少女の青春に触れられますが、いかんせんゲームに青春を捧げているような子達なので読んでいて「ラブコメ…だと!?」となることもあったりなかったり。
登場人物の初期年齢は12歳くらいの小学6年生。ハルオという少年はゲームに全てを捧げてしまいかねない程のゲーマーだが、ある日同じクラスのお嬢様大野さんにゲームで負けてしまう。ここから二人の物語が始まるわけですが、この漫画ヒロインであろう大野さんがマジで話さない。一巻で大野さんに吹き出しが与えられる場面は最後辺りの一コマのみです。
しかもそれも話すというより泣き声なのでハルオと大野さんの会話というものは見られません。
ですがなんだかんだ言いつつ大野さんをライバル視しているハルオには大野さんが何を言いたいのかわかるんですよね。

ゲームを通じて少しずつハルオと大野さんは仲良くなっていきますが、小学校卒業を前にして大野さんは海外へ引っ越すことになってしまいます。
そのことを知ってショックを受けるハルオですが、最後の別れの際には二人で行ったある意味とても思い出深いゲームセンターでとったおもちゃの指輪を大野さんに渡し飛び立つ飛行機を見送ります。

一巻はここで終わり、中学生になったハルオ達が見られるのは二巻からです。
人によってはクセのある絵柄に感じることもあると思いますが内容は本当に面白いのでオススメしたいです。