フラット「ルシアルシア、ちょっとこれ見てみて」
ルシア「なになに、どれ?」
フラット「これ」
ルシア「んん……?なにこれ、木、みたいな……」
フラット「まあ木なんだけど」
ルシア「それで、これがどうしたの?」
フラット「……なんともない?」
ルシア「……と、特には」
フラット「チッ」
ルシア「!?えっ、何か機嫌損ねるような事した!?」
フラット「 ……これはマタタビ科の植物。で、猫をでろんでろんにする成分も持ってるらしいから」
ルシア「いや、いくら何でも猫じゃないんだから。……ところでお兄ちゃんをでろんでろんにしてどうする気だったのかな〜?」
フラット「……ああ、そこまで考えてなかった。面白そうだから試してみた。でも面白くならなかった」
ルシア「あ、うんそっか……つまらなくてごめん」
フラット「いや、でもアークには効いてて面白かった。あれは最高だったな!コールがいたらもっと愉快な事になりそうだったなぁ」
ルシア「ほんと、期待に答えられなくてごめんね……」
フラット「そもそもお前に期待はしてない」
ルシア「うっ!?」