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風物詩みたいです

リア「そろそろ私を描く機会が減ってくるだろうな」

セージ「え、なんでまた……。理由は?」

リア「暑くなって来たから」

セージ「うん、意味わかんない」

リア「私は寒くなるとよく描かれるんだ。その逆はつまりそういうことだ」

セージ「そっか……言われてみれば、寒いときほどよく出てくるよな〜。まるで冬の精みたいだな」

リア「何を言ってるんだ?」

セージ「あ、いや、何でもない。忘れて」

リア「……多分、夏に敬遠されるのは私が暑苦しい長髪だからだと思うんだが、お前はどう思う?」

セージ「確かに長いと暑く見えるよな。つか、他に理由思い付かないからそうなんじゃないか?」

リア「私だって好きで髪を伸ばしている訳ではないんだ。ただ切るのが面倒なだけで」

セージ「そんなこと面倒臭がるな!

リア「でも長いのは邪魔なんだ」

セージ「切ればいいじゃないか!」

リア「だからみつあみというのを覚えた」

セージ「その長さをみつあみのがめんどいって!」

リア「ただ時間が掛かるんだ」

セージ「切っちゃえばいいのに!」

リア「あ、そろそろ眠い」

セージ「ええええいっつも寝てるのに……」
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