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『ジョーカーズコード』

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「72の心臓より起動せり――解放、『死神の符号』」
 うわ、と男が目を見開いて叫ぶ。高く跳んだ青年トゥールは、まるで重力など感じさせない身のこなしで余裕の笑みを浮かべていた。
 壁に足をついたと思えば、さらに跳ぶ。今の彼にとって、まさに風すら地と同じ。
 何だ貴様、という驚愕の声を聞き流し、ため息をついたのはトゥールの相棒、シャノンという名の青年だ。よく跳ぶ奴だな。青年が男たちを翻弄しながら飛び回るのを、呆れつつも愉快げに見つめていた。
 その背後から、男がもう一人、怒りの形相でナイフを振り上げたのだが。
「甘い」
 飛んでいたトゥールが声を上げるより少し早く、言葉が紡がれた。
「72の心臓より起動せり。解放、『死神の符号』」
 唱えたシャノンは、手にしていた長刀の柄の先で素早く陣を土に刻む。男はぶん、と低く鳴る音を聞けただろうか。土がうねり、鎖となって男を縛り上げた。
 降りてきたトゥールの眼前でも、男たちが土の鎖に拘束されている。
 トゥールは口を尖らせた。
「ずっりぃぞシャノン!オレがとっ捕まえてやるつもりだったのに」
「…… お前は飛びすぎだ、トゥール」
 縛り上げられた男は引きつる唇をようやく動かし、二人の青年に畏怖した声音で呟く。
「貴様ら…… まさか、それは『死神の符号』……ジョーカーズコード?」
 イルシオンの『ウィッチ』か。男の問いに、二人はにい、と口の端を引き上げ笑んだ。
「クラス『スペードエース』。あんたの言う通り、オレらは『楽園の塔(イルシオン)』所属のウィッチだよ」



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こんなネタが浮かんでるんです。
治安維持のために存在する『楽園の塔(イルシオン)』という集団の中にある、突然変異で暴走する疑似生命体を殲滅するために組織された戦闘員『ウィッチ』という人たちの話。
ウィッチの上位クラスはジョーカーズコードっていう特殊な能力を持ってるんです。
設定が長々しいので、細かい設定はネタブログで書きますー。
キャラのデザインは実はまだ未定。名前と世界観だけ決まってます。

Aliceネタメモ

Aliceのシスター(偽だけど)、ヘンリエッテ語録。
レンとの会話ちょこちょこ。


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レ「なんか、シスターがあいつの同僚だなんて思えねえな」
へ「あら、あんなクソ野郎が私の同僚だなんてこちらとしても御免被りたいのですけれど」
レ「……シスターって、ジークには辛辣だよな……」
へ「奴は数多くの女性をとっかえひっかえしてた男ですもの、毒を吐きたくもなりますわ。私も一度言い寄られましたけれど」
レ「え…… で、どう答えたんだ?」
へ「勿論、こっぴどくフッてやりましたわ!」


レ「俺もいつか、ジークに捨てられるかな」
へ「何を仰います。レンさんなら大丈夫ですわ!レンさんに会った今のジークリード様、随分マトモな人間になっていらっしゃるんですから。ジークリード様、レンさんの事ばかりお話しになりますのよ。レンさんの事をお話なさる時鼻の下が伸びきってもうデレッデレなんですから。気持ち悪い位!」


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ヘンリエッテってこんなひと(笑)
口調丁寧なのにジークリードだけにえらい辛辣です。7割くらい本気。
誰にでも様呼びの設定だったけど、レン呼ぶ時は「さん」の方がなんかしっくりきたので変更ー
お嬢様育ちで金髪ロングの可愛らしいおなご(な設定)です。

愛は地球を救うよね!

禪さん宅で素敵診断を発見ー!
若気の至りとか食べてしまいたいとか舞い上がってバカみたいだとかお題3つとも鼻血出そうなんですが

とのとりすきなんですすみませんうふふ(*´∀`*)


凄い面白かったので、勿論即座にうちのカプでもやってみたわけですが。

◇白夜と紅への3つの恋のお題
俺は君のもの
ばか。たったその一言だけ。
もっと愛して、奥まで愛して

あっ
3つめ夜ネタですねこれ←お前な


◇ラグランシアとセシルへの3つの恋のお題
子どもじゃない、だけどおとなになんてなれない
青天の霹靂
嫉妬なんて俺らしくない

ああーこれ3つとも王様っぽい……!
(^q^)ウメエエェ

近い内このお題でSS書いてみようと思いますー



……こっそりもう2つほど脳内カプがあるので、そいつらでもやってみました。
それは追記で。

ちなみになかかな内でのBLカプです。が、あくまで桐島の自分二次創作なカプなので本編には出ません。
興味がわいた方は宜しければどうぞ!


more..!

銀煤


拍手絵にいる、左目が赤い↑の彼。
移転前はサイトのバナーにもしてました。
あ、この絵は雨に濡れてるんで髪しんなりしてます。(笑)

彼は交換日記で生まれたキャラなんですが、サイトでも2人の仲間に出会う前あたりの彼の話を考えてみようかなと思ってます。

自分用めもも兼ねて改めてちょっと紹介。

銀煤 (ぎんすす)といいます。
「紅(くれない)」斬り。25歳。武器は太刀。
家族を「紅」に殺され、その際左目に何十体もの「紅」が入り込んでしまってます。その力が影響してて、左目では「紅」しか認識できません。

左目の視力は普段はゼロ。光も見えません。「紅」は煙みたいに白くぼんやり見えます。

家族と自分の視力を奪った「紅」を憎んでます。口数は少なく、案外綺麗なものが好き。
時々ちょっと天然入ったりしますが、「紅」には物凄く非情です。
一人称は「俺」。
左側だけ短い妙な髪型。

「紅」というのは、一般の人間には「血」しか目視できない謎の化け物のことです。
呼び名は「紅」だったり「暮無」だったりしますが。

銀煤は「紅」が目の中に入ったせいで、「紅」を見ることが出来て、斬ることも出来ます。
「紅」を退治しながら旅している途中で2人の仲間に会うんです。
そのうちの1人が弥彦さん宅の九々狸さん^^

サイトでは少年か青年かを銀煤と出会わせたいなーなんて。
まだ漠然としてます。
九々狸さんとの共演も書いてみたいなとかぼそぼそ

こっぱずかしい王様と剣士

朝思いついてたセリフちょっとメモ

……ゲロ甘ですので注意(笑)







ラグが太陽みたいだと思うセシル
自分は闇みたいだから、ラグの輝きを潰してしまうんじゃないかと思ってる

「セシル……お前、自分は暗闇みたいだとでも思ってるんじゃないだろうな」
「……えっ」
「俺に言わせれば、お前は闇じゃなく、月だ」
「月?」
「そう。夜の空に輝く月。月が光るのは、太陽の光を浴びているからだって、知っているか?自分で光ろうなんて思っていないし、自分が輝いている事にすらきっと気づいていない。見ている者からすれば、美しく冴えた光を放っているのにな。……ほら、まるでセシルみたいだ」
「……もし月が、自分がそんなふうに光っているなんて知ったら、今の俺みたいに恥ずかしくて笑うしかできなくなるだろうね」(泣きそうな顔して笑う)
「……セシル。お前はいつまでも輝いていろ。俺の側で」



ラグは太陽王なんて異名をとってたりします。ルイ14世ではないけれど。
で、セシルがそのうち月光の剣士とか呼ばれればいいとか思ってたら、こんな会話が浮かんだ。
恥ずかしいのはこっちだ。←いや考えたのもお前だろうに


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