TOX2/ジュード女装/キャラ&口調崩壊気味/何があっても許せる
2020-10-30 16:54
女子校に潜入!?2
ピンポン、と自宅のインターホンが鳴り響く。
丁度昼食の準備をしていたルドガーは持っていた包丁を置いて玄関へと向かった。
玄関のドアを開けると段ボールを抱えた宅配のおじさんが立っていた。
荷物届く予定はなかったよな。不思議に思いながらも印鑑を押してその段ボールを受け取る。
玄関のドアを閉めてから差出人を確認すると、其処にはリドウの名が書かれていた。
「ルドガー、なにその箱?誰から?」
「ナァ〜」
テレビを観ていたエルがルルと一緒に歩み寄って来て、興味津々な様子でルドガーの持っている段ボールを見上げる。
エルの質問に「リドウからだ」と答えるとあからさまに嫌そうな表情を浮かべる。まあ、エルの気持ちもわからなくもないのでルドガーは苦笑を浮かべた。
「それ大丈夫なの?怪しい物じゃない?」
「ああ、今回は大丈夫だと思うよ……多分」
段ボールを床に下ろしてガムテープを剥がす。
エルも何だかんだ言いつつやはり興味があるのか、段ボールの中を覗き込んでいる。
ぱかりと開いた段ボールの中にはルドガーの予想通り某女子校の制服が入っていた。
「これって!」
「今度の仕事で使うヤツだな。よし、早速ジュードたちを呼ぶか」
ポケットに入れておいたGHSを取り出して仲間達にメールを一斉送信する。
それから数時間後、運良く皆の都合がついて丁度夕食の時間に仲間たちが集まった。
「それで、用事ってなに?」
夕食のオムライスを食べ終えたジュードがスプーンを置いて改めて口を開く。
因みにメールを一斉送信した時、詳細は敢えて書かなかった。今回の仕事に乗り気ではないジュードに逃げられないように。まあ、協力者であるローエンには個別で詳細を送ったが。
ルドガーも丁度オムライスを食べ終えたところだったので、席を立つついでに食器をキッチンに置いてから部屋の隅に置いておいた段ボールを運ぶ。
「それは?」
アルヴィンが不思議そうに床に置かれた段ボールを見下ろす。
リドウから送られてきた物だ、と答えれば仲間たちが昼間のエルと同じような反応をする。
まあ、確かにあのリドウから送られてきたと聞いたら怪しい物を想像してしまうのも仕方がないだろう。
心配する仲間達に今回は大丈夫だからと笑って返しながら段ボールの中身を取り出す。
ひらりと出てきた某女子校の制服に仲間達は何故か黙り込んでしまった。
え、なんで、黙るんだ?なんで冷たい眼差しを向けてくるんだ?皆勘違いしてないか?違うぞ!?俺の趣味じゃないからな!?って言うか、ローエンは詳細を知ってるだろっ!?
「ルドガー……お前やはりロリ」
「ちがぁぁぁう!断じて違うからな!!」
ガイアスの言葉を遮るようにルドガーは叫んだ。
詳細を知っているローエンはガイアスの後で肩を震わせて笑っている。
ルドガーがどんな趣味を持っていても親友であることに変わりはないからね。フォローになってないフォローをしてくれるジュードの優しさに何だか泣けてきた。
違う。俺が話したかったのはそう言うことじゃないんだ。
「ルドガーはロリコンかもしれないけど!その制服ルドガーの趣味じゃないよ!今度の仕事で使うんだって!」
「エル説明をありがとう。けど、ロリコンじゃないからなっ!」
「え?違うの?」
「だから!違うって言ってるだろ!!」
何度もロリコンと言わないでおくれ、俺のライフはもうゼロよ。
がくりと肩を落とすルドガーの横ではレイアとエリーゼが某女子校の制服を身体に合わせながら「可愛い〜」と女子トークで盛り上がっている。
「ん?もう一着入っているぞ?」
段ボールの中を覗き込んだミラが残りの一着を取り出す。
ひらりと揺れるワンピースタイプの制服。何かを悟ったジュードが勢い良く椅子から立ち上がって「僕、これから用事があるんだった〜」となに食わぬ顔で去ろうとする。が、すかさずアルヴィンとローエンがジュードの両腕をつかんだ。
「え、ちょっ、アルヴィン?ローエン?」
「逃がさないからな、ジュード君?」
「今回も綺麗なレディに仕上げてあげますよ、ジュードさん」
「あの、僕、本当にこれから用事がっ……!」
「私もまたジュードの女装姿がみたいわ。とっても可愛かったもの」
ミュゼの純粋な言葉がジュードにトドメを刺した。
前回はレイアとエリーゼだったが、今回はアルヴィンとローエンに引き摺られていく。
いやだー、と叫ぶジュード。無情に閉まるドア。ああ、かわいそうに。ルドガーは閉まったドアに哀れみの眼差しを向けた。
丁度昼食の準備をしていたルドガーは持っていた包丁を置いて玄関へと向かった。
玄関のドアを開けると段ボールを抱えた宅配のおじさんが立っていた。
荷物届く予定はなかったよな。不思議に思いながらも印鑑を押してその段ボールを受け取る。
玄関のドアを閉めてから差出人を確認すると、其処にはリドウの名が書かれていた。
「ルドガー、なにその箱?誰から?」
「ナァ〜」
テレビを観ていたエルがルルと一緒に歩み寄って来て、興味津々な様子でルドガーの持っている段ボールを見上げる。
エルの質問に「リドウからだ」と答えるとあからさまに嫌そうな表情を浮かべる。まあ、エルの気持ちもわからなくもないのでルドガーは苦笑を浮かべた。
「それ大丈夫なの?怪しい物じゃない?」
「ああ、今回は大丈夫だと思うよ……多分」
段ボールを床に下ろしてガムテープを剥がす。
エルも何だかんだ言いつつやはり興味があるのか、段ボールの中を覗き込んでいる。
ぱかりと開いた段ボールの中にはルドガーの予想通り某女子校の制服が入っていた。
「これって!」
「今度の仕事で使うヤツだな。よし、早速ジュードたちを呼ぶか」
ポケットに入れておいたGHSを取り出して仲間達にメールを一斉送信する。
それから数時間後、運良く皆の都合がついて丁度夕食の時間に仲間たちが集まった。
「それで、用事ってなに?」
夕食のオムライスを食べ終えたジュードがスプーンを置いて改めて口を開く。
因みにメールを一斉送信した時、詳細は敢えて書かなかった。今回の仕事に乗り気ではないジュードに逃げられないように。まあ、協力者であるローエンには個別で詳細を送ったが。
ルドガーも丁度オムライスを食べ終えたところだったので、席を立つついでに食器をキッチンに置いてから部屋の隅に置いておいた段ボールを運ぶ。
「それは?」
アルヴィンが不思議そうに床に置かれた段ボールを見下ろす。
リドウから送られてきた物だ、と答えれば仲間たちが昼間のエルと同じような反応をする。
まあ、確かにあのリドウから送られてきたと聞いたら怪しい物を想像してしまうのも仕方がないだろう。
心配する仲間達に今回は大丈夫だからと笑って返しながら段ボールの中身を取り出す。
ひらりと出てきた某女子校の制服に仲間達は何故か黙り込んでしまった。
え、なんで、黙るんだ?なんで冷たい眼差しを向けてくるんだ?皆勘違いしてないか?違うぞ!?俺の趣味じゃないからな!?って言うか、ローエンは詳細を知ってるだろっ!?
「ルドガー……お前やはりロリ」
「ちがぁぁぁう!断じて違うからな!!」
ガイアスの言葉を遮るようにルドガーは叫んだ。
詳細を知っているローエンはガイアスの後で肩を震わせて笑っている。
ルドガーがどんな趣味を持っていても親友であることに変わりはないからね。フォローになってないフォローをしてくれるジュードの優しさに何だか泣けてきた。
違う。俺が話したかったのはそう言うことじゃないんだ。
「ルドガーはロリコンかもしれないけど!その制服ルドガーの趣味じゃないよ!今度の仕事で使うんだって!」
「エル説明をありがとう。けど、ロリコンじゃないからなっ!」
「え?違うの?」
「だから!違うって言ってるだろ!!」
何度もロリコンと言わないでおくれ、俺のライフはもうゼロよ。
がくりと肩を落とすルドガーの横ではレイアとエリーゼが某女子校の制服を身体に合わせながら「可愛い〜」と女子トークで盛り上がっている。
「ん?もう一着入っているぞ?」
段ボールの中を覗き込んだミラが残りの一着を取り出す。
ひらりと揺れるワンピースタイプの制服。何かを悟ったジュードが勢い良く椅子から立ち上がって「僕、これから用事があるんだった〜」となに食わぬ顔で去ろうとする。が、すかさずアルヴィンとローエンがジュードの両腕をつかんだ。
「え、ちょっ、アルヴィン?ローエン?」
「逃がさないからな、ジュード君?」
「今回も綺麗なレディに仕上げてあげますよ、ジュードさん」
「あの、僕、本当にこれから用事がっ……!」
「私もまたジュードの女装姿がみたいわ。とっても可愛かったもの」
ミュゼの純粋な言葉がジュードにトドメを刺した。
前回はレイアとエリーゼだったが、今回はアルヴィンとローエンに引き摺られていく。
いやだー、と叫ぶジュード。無情に閉まるドア。ああ、かわいそうに。ルドガーは閉まったドアに哀れみの眼差しを向けた。
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