長く苦しい戦いでした。いやわりと本気で。
大学の友人に見られるところには書けないのでここでちょっとつらつら書こうと思います。
愚痴っぽくなりますのでうざいと思ったらスルーして下さい。
前提として、私の大学は学園祭事情がちょっと特殊で、1年生はそれぞれの学科ごとに料理店を、2年生は同じく学科ごとに「劇」をやらなくてはならないんですね。
去年も料理店で死にそうな思いをしましたが、料理店はぶっちゃけた話利益が上がるのでそれなりにリターンがあります。
しかし劇ではそれがない。(入場観覧完全無料なので)
さらに、学科にも人数が多いとこと少ないとことある訳で、私の学科は私含めて11人と学内1、2を争う少なさだった訳です。
当然人手が足りないし、一人一人の負担は大きくなる。
おまけにそれぞれのサークルetc.の仕事もありました。
私もまた自分の合唱サークルの定演に向けての仕事を幾つか同時進行で抱えていました。
さて本題。
事の始まりは確か夏休み前、
劇をやるに当たっての役決めの時でした。
まあ何をやるかもまだ決まってなかった訳ですが、会議やら何やらで先に決めておかなくてはならなかったらしく。
例の如く同期の人達は「ミュージカルやりたいね」とか
頭に砂糖でも詰まってんのかと思いたくなるようなことを
話していましたがハイハイワロスワロスでスルーしてました。
正直それがどんだけ大変かを先に釘刺しておくべきだった。
でも私その会議の日は体調が悪くて休んでたんですね。
まあ休んだのは自分の体調管理が悪かったと言われりゃそれまでなんですが、私が家遠いのとサークル忙しいのは同期も常々承知してくれていたので流石に監督とか演出にはされるまいと高をくくっていたのですが。
翌日になって代表者の子に「あ、あきらちゃん監督になったからー」と脳天気に言われた時にはちょっと目玉吹っ飛ぶかと思いましたね!!(いい笑顔)
いや「ミュージカルにするなら合唱団入ってるあきらちゃんしか歌の指導できる人がいないから」っていうのがあちらの言い分だったんですが、無茶を言うなと。もう馬鹿か阿呆かと。
サークルの仕事が正直かなり忙しくなりつつある中で、演技指導ド素人、合唱も素人に毛が生えたレベルの自分に演技、ダンス、歌、発音全てやらなきゃならないミュージカルの指導なんてどうしろと。
何より自分の不在の時にメール一本も聞くことなく決定されたのが目茶苦茶腹立たしかったので、
「如何にこの少ない人数でミュージカルやるのが大変か考えろJK、そして私はサークルの役職兼任してて既に仕事で青息吐息じゃボケェ」
という内容を破れたオブラートに包んだ長文メールを学科代表者の子に送りつけ、
(正直この辺は代表者の子には意地の悪いことをしてちょっと申し訳ないとは思っています)
なんとか監督になるのは回避しました。
しかしこっから先もひどかった。
もうこっからは簡潔に書きますが、「照明と脇役で」→「脇役やってたら照明できないから脇役だけで」(この時点でまたイラッとさせられる(#^ω^))→「ほかの脇役の人数もたりないからそっちも」
……最終的に脇役2個+ナレーターやりましたよ。
まあ人数が少ないからまだそこはしょうがないと思えたんですが、それでも最初の監督の件が引きずってこの時点でやる気既に針振り切れて0どころかマイナスに。
(この辺はけっこう色んな人に何回も愚痴ってしまってすいませんでした……)
なのに同期はやる気いっぱいだったみたいで夏休み入りたての頃からどこよりも早くしだし、内容も最終的に他より長い1時間以上の劇になりました。
正直いっぱいいっぱいになるのわかってんだから時間も内容ももうちょっと考えろと言いたい。
その後も1限や放課後、日曜にも練習入れられたり
その割に人が来なくて練習できなかったり雑談で時間無駄にしてたりしてまたイラッときたり
主役の子が誰より頑張ってくれたのは大変有り難かったし尊敬するけど一事が万事「私の発音が良くないから」「私ほんと駄目でごめんね」と卑屈に落ち込むから
もうお前悲劇のヒロインやった方が良かったんじゃねと思いつつも口には出さず慰めるのが大変だったり。
先生に台本を見てもらいに行ったら「あきらさんはアポイントメントのメール丁寧にくれたけど……『明日の昼休み暇ですか?』だけの人もいてねぇ」と愚痴られて自分のことじゃないけどとても申し訳なくて平身低頭したり。
まあいろいろ、本当にいろいろ腹立たしく思うこともありましたがそれでも同期は何だかんだ頑張ってくれて、劇は順調に進行していきました。
そして学園祭での私たちの順番はなんと最☆終☆日
……つまりは空き時間ほぼ練習ですよ、ええ。
なのに全く練習予定も出さず、(そもそも練習連絡が毎回直前な上にフェイスブックのみ。何の為のメーリングリストかと。
普段はどうでもいいことしか流さんくせに)
なのにこっちがサークルの屋内企画と料理店のシフト入れたと言ったら「えっ練習のために空けといて欲しかったなー」てお前、
そういうのは練習連絡出してから言えや!!!!
と言いたくなるのを必死に堪えた自分は褒められてもいいとちょっと思っています。
そんな訳で当日4日目までは、
朝に練習、昼に屋内企画、空き時間に練習、夕方に屋内企画、時々料理店
というそこそこハードなスケジュールをなんとかこなしつつも(ここら辺はもっと大変な人もいたので文句言う気はない)、
時々ほかの料理店でご飯を食べたりほかの屋内企画を見たり漫研の落書きスペースでほむほむ描いたり、途中紫音さんの学祭のライブにお邪魔したりとそれなりに楽しく過ごしました。
そして本番はナレーター一瞬忘れたりしながらもハプニングなく成功し、なんとかそれなりに好評頂きました。
終わってみて、学園祭名残惜しむ同期や先輩が多い中、「あぁ、やっと終わってくれたのか」と脱力感と安堵感ばかりが湧いた自分は確かに疲れていたんだなぁと思います。
とりあえずこれでやっと、解放されました。
正直愚痴りはしたけど反面色んな人(特に演出)には私より大変な思いをさせたとも思います。
練習もちゃんと出られていた訳でもないし(いや大半は出たけどね)
でも終わった後に「あきらちゃん練習めっちゃ遅刻したよね(笑)」と言われた時には
「効率悪い練習しかしない癖に8時から練習開始とか抜かしてっからだろうが、こちとらサークルの仕事で寝る時間削った日もザラだったのに5時起きしろってかふざけんな寝言は寝て言え」
って返しそうになったけど堪えました。
うんやっぱり愚痴だらけになってしまった。
嫌なことだけではなかったんだけど嫌なことばかりだったのも正直なところです。
同期をすごいなと思ったのも、同期がますます嫌いになったのも事実です。
最後にどうでもいい話ですが、去年パセリ&紫音さんと見たボカロコスバンドは今年も健在でした。
リンちゃんコスの美人さんは今年も棒立ちで超絶技巧ギターを繰り広げ、最後の「千本桜」のギターソロの部分では喚声が上がっていました。
留学生とおぼしき兄ちゃん達がめっちゃキラキラした目で見てて可愛かったです。
おわり。