エターナルズを観に来ました。その前に100均へ。写真立てと袋を買いましたが、帰ってからウェットティッシュを忘れた事が発覚。他に何かあったかなと思いつつ思い出せずに帰ったら思い出す現象。100均へ足を踏み込んだ者に等しく降りかかる呪い。


エターナルズ観て来ました。以下、多少のネタバレありの感想。



レビューの数字だけで見ると好き嫌いが分かれる賛否両論な作品だとは察していたのですが、観た後も実際、その通りであったと思いました。エンドゲームに次ぐMCUで長時間の映画です。156分。タイトルにもなっているエターナルズは今作が初登場となるのですが、10人も居ます。その10人1人、1人を深堀りする為には必要な時間ではあったかとは思います。しかし、話がそれに見合う面白さであったかと言えば、正直、しんどいと思う事はありました。エンドゲームはこれまでの集大成で、ヒーロー達にも愛着が持っていたので苦ではなかったのですが。プロローグが文面でスクロールされていた所を観ると実際はもっと長くなっても可笑しくなかったはず。MCUで初めて見たかもしれない。元々この予定だったのか解らないですが、初っ端から新しい用語が文面で流れても頭に入りにくかったです。その後もこの作品独自の用語が出るのですが、覚えにくかったり、解りにくかったり、混乱します。物語は現在と過去を交互に交えて進んで行きますが、テンポが悪く感じました。単品でデビュー作でもあるにも関わらず、一段落したとは言え、ガッツリ話が続く様な終わり方をしたのもかなり珍しかったです。キャラに関しては概ね良いキャラをしていたのですが、主人公のセルシとその元恋人であるイカリスがあまり好きにはなれませんでした。セルシは主人公としては地味に感じ、大分終盤までずっと悩んでいて、能力も映えるものではあるものの決して強い訳ではなく、他のキャラの方が頑張っていた気がする。でも、それは人間ではないけれども、誰よりも人間らしくあると言う事なのでしょう。イカリスに関してはエターナルズの中では1番強く、リーダーシップもとれる様ですが、アベンジャーズを小馬鹿にする様なちょいちょい発言が鼻に付きました。そんなつもりはないかもしれませんが。戦闘は空を飛べて目からビームを出すのですが、格好良くはない。そんな2人を中心に話が進みます。主人公に好感が持てないのは私の中で割と致命的なのですが、終盤の葛藤やその結果は良かったです。愛ですよ。カップリングとしてはこの2人以外にも多く、エターナルズはラブストーリーであったとも言えます。主人公達はさておき、他のカップルは好き。どれも好き。特にドルイグとマッカリが好き。他とは違う若い感じの仲良しカップルの雰囲気好き。マッカリの方が戦闘向きって言うのも好き。マッカリは驚異的な速度での移動が能力なのですが、これに至ってはどの作品もただ早いだけなのに格好良いし、強いですよね。それが今回は愛嬌女子なのもポイント高い。可愛い。戦闘に関してはアンジェリーナ・ジョリー演じるセナは予告の時から格好良かったですが、実際見ても格好良かった。頭に思い浮かべた武器を生成する設定、それを臨機応変に武器を変える、そもそも高い戦闘スキルと一々格好良いです。しかし、その反面、心の脆さが危うい場面も多々あります。それを支えるのがギルガメッシュでこのカップルも良いです。マッカリに悪戯された時のギルガメッシュは面白かった。ファストスは戦闘向けではないと思いましたが、セナに次いで格好良かったです。彼らしい戦い方をしていた。他にもあるのですが長くなるのでまとめて言うと時間は長いがキャラが多い為にそれは納得出来るが、根本的な部分が解決せず、次に続いてしまっていたり、長時間の割に話がすっきりせずそれに見合ってない。キャラは個性があり、良いキャラをしているものが多い。但し一部を除く。こんな感じです。ポリコレだと言う批判があり、確かに盛り込まれているとは思いましたが映画の面白さには左右される事はなかったです。後、杉田サンが杉田サンでした。石川プロ何処に居た。



(詳録211125)