髪も切った事ですし、頭頂部の茶色が気になって久々に脱色しました。脱色はしたのでしょうが、まだ色が入る程のレヴェルではないみたいです。液を塗るのが難しい。明日、またやります。カラートリートメントのグレーを使って見たのですが、綺麗に色が入ったので写真に撮ろうとしたのですが、写真では分かりづら過ぎて諦めました。


今日は祖母と妹共とシャン・チーを観て来ました。祖母とは初めての映画館。以下、多少のネタバレの感想につき注意。



MARVEL初のアジアヒーローとの事で注目されていました。中国映画って水や木々の戦闘演出、空から降り注ぐ矢、棒を利用したアクション、ホバリング移動の様なワイヤーアクションが多いですよね。今作でもそれが見受けられ、いつものMARVELとは違う印象に感じました。寧ろMARVELっぽくない印象でした。面白い中国映画。中国映画を全然観ないですが。主人公のシャン・チーはアジアヒーローとしてMARVELに加入したのは新しいです。良い人でもあります。それ以外に特にこれと言った魅力が感じられませんでした。普段はホテルマンとして平凡な日常を過ごしているが、実は父親が犯罪集団のトップで暗殺者として訓練された最強のヒーローとして公開前から紹介されていました。アクションは凄かったです。ブラック・ウィドウでも言いましたが、肉体だけで魅せるアクションは超人的な戦い方では出来ない魅力がありますのでこの点に関しては流石でした。しかし、暗殺者として育てられたならナターシャとも似た様な境遇ですし、最強かと言われれば決して最強ではないかと思います。なので私の中ではそこまで目新しさも魅力も感じられないです。主人公よりもヒロインのケイティの方が良いキャラをしていました。オーシャンズ8にも出演していた女優サンですが、一般人でありながら打っ飛んだ明るい性格をしていて、良い所はちゃっかり持っていくと言う。妹のシャーリンの縄?を使った戦い方も格好良かったです。デス・ディーラーと言うキャラも私が心惹かれる仮面キャラで、デザインがイマイチかと思っていましたが、いざ対峙した時のアクションは格好良かったです。やはり仮面キャラは良い。なのに仮面を付けていて主人公の師匠ポジションであるにも関わらず、最後の扱いには呆気に取られましたね。あんなん良いんですか。使い捨て感が否めない。格好良くて何かありそうなキャラだけに勿体なかったです。抑々、俳優サンが正直な所、地味なのですが、それは親近感を持たせる為、アジア系だから、慣れていないだけと言うのは否定しないのですが、シャン・チーの父であり、敵であるトニー・レオンが格好良いだけにその後に主人公の顔が映るとやはり気になってしまうし、顔も大事だと思いました。息子が嘗ての母の技を使って父と戦うと言う良いシーンだったのですよ。引き戻される。偽マンダリンやウォンの出番は映画を盛り上げてくれました。特にまさかの再登場の偽マンダリンは結構、重要な役で旅に同行していたので驚きました。モーリスとセットで癒し系でした。今回ってスタン・リーは何らかの形で出てないですよね?ヴェノムでは出るのに。私が見逃しただけでしょうか。後半でMARVEL史上嘗てない程ファンタジーになったので違和感がありました。突然、ファンタジー。他のレビューでブラパンと比べられがちですが、私は断然、ブラパンの方が面白いです。最初にも言いましたが面白いです。面白いですが、MARVELではなかったですし、これから他の作品と馴染む存在になるのかは今の所、不安が残りました。


(詳録210928)