今日のWTのアニメで華チャンの「悔しいって思えるなら、まだ強くなれるはずだから」と言う台詞が私の中でコミックを読んだ時から名言過ぎて、その言葉を胸にOWを頑張っているのですが、実力が相変わらずなので御察し。でも、味方がどうしようもない時はあるんですって。

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ウインド・リバー観ました。以下、粗筋と感想。

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雪深いアメリカのネイティブアメリカンが追いやられた土地、ウインド・リバーで少女の死体が発見される。地元のベテランハンターで遺体の第一発見者であるコリー・ランバートはFBIから派遣されるた新人捜査官ジェーン・バナーと共に事件の真相を追うべく、雪と静寂に包まれたウインド・リバーを捜査する。


タイトルは知りつつ、特に気にならなかったので観てなかったのですが、御勧めのサスペンスをネットのまとめの中にあり、評価も高かったので、この度、鑑賞に致しました。主人公のコリーがジェレミー・レナ―なのは知っていましたが、コンビを組むFBIの捜査官がエリザベス・オルセンなのは観てから知りました。実質、エイジ・オブ・ウルトロンと言っても過言ではない。MCU好きならテンションが上がるキャスティング。犯人が捜すタイプのサスペンスなら誰が犯人なのか考えるのが好きのなのですが、この映画は捜査を進めて、そのまま着実に事件の真相と犯人に辿り着いたので、犯人が誰なのか推理するとかどんでん返しだとかを求めるものではないサスペンスでした。ウインド・リバーと検索するとサジェストで実話と出ますが、実際に起こった1つの事件を基にした映画ではありません。しかし、ウインド・リバーと言うネイティブアメリカンの保留地は実際にある地名で、そこでは犯罪が横行し、映画の様に誰かが行方不明になったり、女性が暴行される事件は少なくないそうです。広大な土地に対して、在住する警察官は6人、ラストに出る「ネイティブアメリカン女性の失踪者に関する統計調査は存在しない。失踪者の数は不明のままである」と言う現実が如何に異常な事かが痛感出来ます。劇中の事件も完全な実話ではないのですが、この様な惨事が起こりうるのが今のウインド・リバーの現状の様です。思っていたサスペンスではありませんでしたが、それを知れただけでも観賞して良かったと思いました。それ以外で言うならやはり、ジェレミー・レナ―が格好良かったですね。キャラは勿論、狙撃が白い死神が如くでした。



(詳録210311)