(おはようございます。)

猫背です
私のバイト先には、おはようございます、ありがとうございます、お疲れ様です、すべてを
「ざいますー」で済ませるハイテンションな女の人がいます。

最近あったいろいろ。

遂に、大型犬と二人きりでご飯に行ってきました。
てんぷらを食べに行く予定が、予約がいっぱいだったため急遽ロシア料理に。ナイフとフォークを使う食事に慣れていたつもりが、大型犬にずっと「猫背さんがいつもの猫背さんじゃない」「ずっと恐縮している」といわれてしまいました。。
大型犬よりは慣れていないけれど、人並みには使えるという自負があったため少々凹。
しかし、それは二人きりで食事をしているからだよ、とも言いたかった。

ロシア料理のあとは、隠れ家的大衆居酒屋「めだか」へ。個人的にはこの雰囲気が大好き。
色々な話をするも、基本的にはいつものラスト終わりのような会話。少しだけ恋愛のこと。大型犬と恋人同士になるには、かなり努力もいるし、歩み寄りも必要だと確認。
すきな気持ちに嘘はないので、このまま心の距離を近付けていけたらなぁと思いながらビールを煽っていた。

別な日。大型犬の誕生日。
日付の変わったあと、私の作ったお誕生日おめでとうプレートでみんなと祝う。
お誕生日おめでとうプレートを作っていた時、大型犬の大好きなホイップクリームをひたすら搾って、そして「ハッピーバースデー大型犬」とチョコソースで書く時、誕生日を祝える幸せと、大型犬への想いが相まって身体がガタガタとふるえた。あと、ちょっと泣いた

そしてラスト終わり、誕生日を祝ってみんなで飲みに行こうということになった。
飲みに行って、恋愛のはなしになったとき、大型犬は「誰かを好きになっても、ぼくはこの人と釣り合わないのではって思ってなんにもできなくなる」「ぼくは普通に接していたつもりなのに、なんにも興味のないひとに好意を持たれることが多くて、そういう人がぼくとの恋愛のフラグを立ててくると、全力で壊しに行っていました」と、びっくりするくらい恐ろしいことを話し始めたので、私はずっと張り付いた笑顔で黙ることしかできなかった。

私に対しても、普通に接していただけで、それで、勝手に、私が大型犬に惚れてしまっただけなんだろうなと。

それならば、今のまま、大型犬が私に「ぼくらは仲良しじゃないですか」と言ってくれたのを信じて、仲良く、なんでも話せるソウルメイトとかいうやつになりたいと思った

出会って10年、付き合うことになりました。でも、私は充分です。
あなたのそばにいられたら

うまれて23年間、こんなにも強烈に、他人を好きになったり、他人に興味が湧いたり、大切にしたいなと思ったことのない私に
他人を愛する意義をおしえてくれてありがとう。
あなたのおかげで私はいま、いろんな人を愛せています。

猫背でした。