東日本大震災があった日です。
7年前は駅のNEWDAYSで働いていました。
息子が県立高校に合格した日でもありました。
私がこれまで生きてきた50年の中で、社会的な出来事としては間違いなくトップニュースです。
当日の大きな揺れと、東北の太平洋側を襲った大津波は、さまざまな悲惨な事故をもたらし、日本中が悲しみに泣いて「震災鬱」という言葉も生まれました。
私も繰り返し泣いていたひとりです。
どう頑張っても元気が出ず、無事な人間がしっかりしなきゃと思っても、またすぐ大地震が起きそうな気がして。
そして次にこんな事があったら、自分が無事であっても完全に生きる力を失くすだろうと思っていました。

高校生になったばかりの息子が希望に満ち溢れていて、だいぶ元気をもらいました。
娘もいよいよ高3で受験生となり、部活も最後の夏を迎え、忙しく忙しく過ごしているうちに、私も元気になってゆきました。

7年かぁ。
そんなに経ったんですね。

誰に聞いても、あの日に何をしていたか、職場や学校の様子など、鮮明に覚えていて話してくれます。
日本中が忘れられない日になってしまいました。

震災の影響はいつまでも残りました。
福島第1原発の事故もそうです。
物流が滞り、電力が不足し、スーパーには食べ物が無くなり、ガソリンスタンドにガソリンが来ない。
みんないろんな事を我慢しましたよね。

花粉が飛んで、寒暖差が大きいこの季節、あの時を思い出して、おとなしく過ごしたいと思います。