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ポッキー話[山獄]

[添付]ケルベロス作った!第二段。おっきいのとちっちゃいの


山獄で初めての、
……………………
小話。山獄

『11月11日はポッキーの日♪』

テレビから流れてくる音を、なんだかぼーっと聞いていた。

「……。」

―――――――
放課後。

「やーっと終わったぜぇ!んじゃ帰りましょう!十代目!」
「あー…ごめん獄寺君。今日俺補習が…。」
「そうっすか…、じゃあどっかで時間つぶしてるんで!」
「えぇ、いやいいよ、いつ終わるかわかんないし!」
「ツナー、獄寺ぁー!今日部活なくなった!一緒に帰ろーぜ^^」
「あ、山本。ごめんオレ今日補習あって…はは」
「そっかー、じゃごく、」
「オレは十代目をお待ちするのに忙しい。さっさと帰れ野球馬鹿!」
「えー、じゃあ俺も一緒にまつ!」
「ざけんな!なんでおめぇなんかと一緒に!」
「終わったら3人でどっかよってこーぜ^^」
「っきけよ。」
「ツナまたあとでなー!」
「っおい。」
「う、うん。ごめんね2人とも!じゃ」

「あ、十代目ぇっ」




「なぁ獄寺、どこで待つ?屋上?教室?」
「だれがお前と待つつったよっ」
「まぁまぁ^^」
「まぁまぁじゃねぇっ」
「獄寺ポッキー食うか?さっき女子からもらったんだ。」
「だからきけよ。」
「はいっ。獄寺口開けて」
「なんだよ、それ」
「ん?あーん。」
「あーんじゃねぇよ、きめぇ」
「なんだよー、いらないのか?」
「いる。」
「じゃ、あーん」
「やめろ自分で食う。」
「えー、もしかして獄寺しらねぇのかぁ?」
「なにを、」
「今日って、11月11日だろ?」
「ああ。」
「11月11日はな、日本ではポッキーの日っつって、ポッキーを特別な食い方で食うゲームしなきゃイケないんだぞ。」
「な、なんだそれ」
「えーっ、やっぱ獄寺しらねぇのか。これ知らなかったら、はずかしーぞー」
「な、なんだと!(…こいつが知ってて俺が知らないなんて、)」
「…教えてほしい?」
「なんだよ、もったいぶらず言えよっ(なんか腹立つな)」
「じゃ、獄寺一緒にやってくれる?一人じゃできないんだよな」
「ああ?なにすんだよ」
「まぁまぁvとりあえず口開けろって!」
「ぁ」
「はい、じゃあこっちくわえて」
「ん。」

―パクっ

「なっ!何やってんだ!離れろ!」
「あー、口離すなよ!獄寺が離したらできないだろ。」
「だ、だから、なにすんだよっ」
「たく、しょうがないなー獄寺は。ポッキーゲームだよ。」
「ポッキーゲーム?」
「そ!両端を二人でくわえて、先に多く食った方が勝ちな^^」
「…それが特別な食い方か?」
「そ。日本じゃ常識だぜ?獄寺が勝ったら残りのポッキー全部プレゼント!」
「ケッ。くだらねー。」
「いらねぇの?」
「いる。こんなもん、先に半分以上食っちまえば負けるわけねぇからな」
「よっしゃ、じゃ俺が勝ったらツナが来るまで、獄寺オレと遊んでな^^」
「…いーぜ。」

『せーの、』
―カリッ、パクッ。

「ケッ!オレの勝、っ!!!」

―チュッ

「ん、な!なななにしやがっ」
「獄寺まっかなー^^^^」
「て、てめぇっ!だっだっだっ騙しやがったな!!!」
「あはは!」
「果てろ!」
「だましてないぜぇ、これはマジだって。…主にカップルの間では^^^^」
「てんめぇえっ!!」
「あはは^^獄寺まっかー、かわいいー」
「果てろぉぉぉおお!!」


チュドーン!



日遅れなポッキー話(笑)
山獄かわい!
らぶ!


絶賛ただいま寝込み中
げほ

しんど
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