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隼人のぼやき(山獄文)





真夏の暑い昼空の下



カキーンッと響く何かを打ち上げる音



空に打ち上げられたのは白く光り照る小さなボール



土曜日の学校のグラウンド


土色に汚れたユニフォームを着て笑う山本



あぁ、なんて楽しそうなんだろう


部活の仲間に囲まれて笑う山本はまるで太陽のようで




俺とは正反対だ



野球をやって誰よりも輝いている山本



マフィアという世界に身を置く獄寺



どうしてこうも違うのだろう






ダメだ



山本はこっちに来ちゃいけないんだ



山本はオレと来るよりこうやって野球をしている方がずっと良い






フェンスの向こうで叫びながら大きく手を振る山本


「うるせーよ、ばか」







ダメ


ダメだ



そう思うのに体はそこを離れてくれようとはしない


「なんでだよ…ちくしょぅ…」




どうして体はこんなにもお前を求めてしまうのだろう



「やまもとのばかやろぉ」



キミと居ればいるほどに

オレの陰は濃くなって行くばかり






……………

意味不意見不意見不

いや、だから


山本はマフィアになんかなっちゃいけない!
そう思ってんのに一緒に居ればいるほどに山本が好きだっ、山本と一緒に居たい、そういった獄寺くんの欲望が濃くなっていくって感じで


山本が太陽でそれに照らされてる獄寺くんは影で

山本と一緒に居てお互いが近づく程に獄寺の影が濃くなるって感じで

でその陰を獄寺の欲望にたとえたって感じで



……取り敢えず

すみません


お休みなさい

あて画ですけど

……ユニフォームなんて描けませんから!


お休みなさい…
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