うしろシティの単独ライブ千秋楽に行ってきました。KOC以降、人気に火がついた彼ら。かなりプレミアチケットになった訳ですが、10時きっかりにセブンの端末を駆使し勝ち取った私であります。




十数年お笑い好きを気取ってきた私ですが、実は単独ライブを生で観るのは初めて。地方民にとって単独ってのはDVDで観るものなんですよ。というかお笑い観にいくのが4年振りだった(゚Д゚)




新宿角座で観るのも初。傾斜があって見えやすい!素敵な箱ですね。6列目くらいで見ました。ここから内容をメモ程度に。コントを▽、ブリッジ等その他を▼で示してます。




▽卒業式
ちょっとチャラついた卒業生・阿諏訪さんに渡される卒業証書が…!それを律儀に折りたたむ阿諏訪さんww


▼OPV
イラストの猫を追いかけるふたり。曲はまつきあゆむさん。


▽入れ替わり
ふたりがぶつかって心と体が入れ替わってしまう。バイト・彼女・家…いろいろ入れ替わった場合を想定するが案外「大丈夫ですね」という話に。これは単独ならでは。ふたりのキャラや性格を知ってる人が観るからこその面白さ。金子さん自分の服見て「ダサッ」wwもう少しお互いの喋り方や立ち振る舞いに寄せても面白かったかも。


▽マンガ持ち込み
出版社にマンガを持ち込む阿諏訪さん。野球漫画なのにヒロインやらロボットやら野球以外の部分にしか食いついてもらえず。「あくまで"ぱな"なんだなあああ」


▼ブリッジ:阿諏訪と猫
阿諏訪さんと猫が戯れている姿をみている金子さんがワイプに。そして突然の銃撃戦。


▽物件
駅近くて16畳。良い部屋なのに家賃が2800円。これはなにかある…!不動産屋の阿諏訪さんにいろいろ聞いているとプラスの情報とマイナスの情報が続々。右手で良いこと・左手で悪いことを数え天秤にかけていく金子さん。クローゼット開けた途端一気に増えた左手のカウント。何がいたんだよww


▼ブリッジ:金子と猫
さっきの逆バージョン。ワイプの阿諏訪さんは催眠術かけられ犬になったり飛行機になったり。


▽ヒーロー
正義の味方フェニックス(阿諏訪)と博士(金子)。怪獣と戦えるよう3分間巨大化できる薬を博士は発明したのだが…。熱くてとろみのある液体を飲む阿諏訪さん、ナイスリアクションでした。金子さんの「待っているんだっフェニックス!」も毎回ウケてた。


▽サッカー部
高校最後の試合。負けてしまって落ち込み涙を流す3年の部員たち。顧問の先生(金子)は「泣くことは恥ずかしくない。それだけ練習を頑張ってきた証だ。今泣いてないやつは頑張ってきてないやつだ!」ときっぱり。全然泣いてなかった3年(阿諏訪)はどうにかして泣こうと目を思いっきり開けたり頭をベンチにわざとぶつけたり。頑張ってないと思われたくなくて焦ってる阿諏訪さんの目の動きが素晴らしかった。


▼ブリッジ:ドラマNG
阿諏訪さんが「馬鹿やろう!」と金子さんを殴った後にしょうもないところで噛んでNGに。何度も殴られて最終的には包帯でぐるぐる巻き状態でOKテイク。


▽見送り
転任する先生(阿諏訪)を追いかけて見送りに行く生徒(金子)。みんなで見送りに行こうと誘うも誰も着いてこない。そりゃそうだ。クラスの問題はほったらかし、巨乳の生徒を贔屓、最低な先生だもの。金子さんが先生の転任を悲しんでる理由は「だって先生ぇ〜おはようございますって挨拶したら一度だけおはようって返してくれたじゃないですか〜(泣)」しかも2年前にww


▽ヒッチハイク
スケッチブックネタ。北海道までヒッチハイクしてる阿諏訪さん。そこに同じ北海道まで行きたいヒッチハイカー金子さん現る。相手よりも先に止まってもらえるように"青森""大宮""隣町"とスケッチブックの地名がどんどん近くになっていく。全然車が止まってくれないせいで自分のセールスポイントを書き出すふたり。"聞き上手""手品できます"、最初の"北海道"はどこへやら。最終的には"スタバ入口↓"と完全な嘘。ライバル出現により乗せてもらおう→なんとかしてとりあえず止まってもらおうにシフトしていくのが面白い。


▼ブリッジ:岡崎マネージャーからの呼び出し
「うしろシティの演技力がなあ…あれだったらおれでも出来るよ」ってことで転校生ネタを社員の本間さんとコピー。全然セリフを覚えてない2人。真顔で見ているうしろシティww


▽上京
「俺みたいな半端者はこんなことにいちゃいけないんだ。東京にいって音楽で食っていくしかないんだ。」そう言ってギターを背負い街を出て行く阿諏訪さん。金子「ちょっと待って!」阿諏訪「止めんなよ」金子「そういうことではなくて……結構いるよ。阿諏訪くんみたいにキツいやつ。自分は人とは違うんだーみたいな人、各町に一人ずつくらいはいるよ。そんな人たちが集まる東京でそのスタイルを貫きとおせるの?」ホンモノか確かめたい金子さんと心配いらないくらいひたすら痛い阿諏訪さん。阿諏訪「自分に牙がなくて良かったと思ってた。でも見つけてしまったんだ、ギターという名の牙を」金子「なんで倒置法使うの?」いってらっしゃい!で小さく跳ねる金子さん可愛かった。「下北のボロアパート、メンバー全員髪長い、東京の空には星が見えない、、いってらっしゃい」


▽あいざわさん
私的にはベストネタですこれ。金子さんが気持ち悪すぎて鳥肌立ったわ。会場引いてたwwその辺をうろうろしてわーんって大泣きした後ににこにこ、そして真顔で一点を見つめる…絶対絡まれたくないわこの人。カフェで勉強中の学生(阿諏訪)がコップを落とすと白い紙の切れ端を確認して「あの、あいざわさんですよね?」と聞いてくる金子さん。ほんっとに気持ち悪い!阿諏訪さんがレタスサンドを頼むと「やっぱりあいざわさんだったんですね、ずっと直してほしくて…」阿諏訪「なんなんだよ(泣)しかもあの白い紙何も書いてないし」ww話シティ関連の件もあって楽しかった。阿諏訪さんのバスケシュートフォームと金子さんのホーミー。


▼ブリッジ:岡崎マネージャーからの呼び出し(続編)
さっきのリベンジ!セリフは少しマシになった。が、やっぱり真顔シティ。ネタは内容も大事だけど、誰がやるかってのが大きいんだなあと実感しました。


▽知ったかぶり
「ここだけめっちゃあめぇ匂いすんだよ」と壁をくんくんする阿諏訪さんww金子「阿諏訪ずっとその説唱え続けてるけどさー…ホントだあめぇw」チャラついた学生・阿諏訪と金子。その友達マジメくん・紅村が芽生えた。急に色気づいた紅村を馬鹿にするふたり。でもよく見ると紅村がシャツの中に着てるのはニルバーナT。阿諏訪「何お前ニルバーナとか着ちゃってんの?ウケるわーwwどうせ1stくらいしか聴いてないんだろww」金子「…そ、そうだよなニル※●☆着ちゃってさ。」全然知らないけどバカにされたくなくて必死に知ったかぶりする金子さん。なんかうしろシティ節というか彼ららしいネタでした。


▼エンドロール
こちらも曲はまつきあゆむさん。いい曲だったー!


終了後ふたりがステージに登場。阿諏訪「終わったー!酒が飲めるー!」金子「いっぱい寝よー」といつも通り対照的なふたり。本人たち曰わく初日は酷かったらしい。"上京"の金子さんのセリフもほとんど決まってなかった。"見送り"でも「みんなはいつまでも僕の先生です」とか意味不明なこと言ってたらしいww
阿諏訪「今日はカメラが入ったのであと2本ネタやらせてもらってもいいですか?知ってるネタかもしれませんが笑ってください!」




▽漫画
教室でノートにこそこそと漫画をしたためる金子さん。それを取り上げて馬鹿にする阿諏訪さん。「夢沢どりーむってww知らなかったです夢沢先生ww」とからかってたのに読んでるうちに涙がぽろぽろ…「どうして2人はすれ違っちゃうんだよ!!」


▽笑っちゃうよな
長年付き合った彼女が浮気。阿諏訪「彼女の家でシャワー借りてる間に知らない男が家に来てさ、あいつ浮気してたんだぜ?笑っちゃうよな…」金子「え、どこで笑っちゃうの?ごめんわかんない!あ、あれか!じわじわくるタイプのやつか!」wwそういうことじゃないww金子「長年付き合った彼女が〜の辺り面白くないからいらなくない?今5分ももらえないよ?」wwだからそういうことじゃないww深刻な話がいつの間にか全裸でアチッとなる話に。


ネタ後に判明した事実。金子さんボタン掛け違えてたwwwそれ聞いて転げ笑う阿諏訪さん。本人は出る前に気付いたんだけど直す時間なくて裾を折り曲げて横向いて対処したと。会場誰も気付かず。何故かドヤ顔の金子さんww
もぎぼっこりはアーティストのグッズ制作をしている所に依頼して作ってもらった。制作風景を見にいったらおばちゃんたちは何なのかわからずもぎぼっこりを作ってたらしいww




二人とも疲れた顔してたなあ。年末年始なんか忙しくて家にも帰れず隙間時間でしか寝れなかったのにここまで仕上げられたのは本当にすごい。二人ともお笑いが大好きなんだろうな。




出来は文句なしだけど、もう少し統一感があったら泣いてたな私。オープニングコントとエンディングコントだけでも単独タイトルにちなんだものにしたらいいのかなあなんて。




グッズは全部買いましたがもぎぼっこり阿諏訪ver.ラス1でしたw阿諏訪さんの方が先に売れ切れるのね。お土産パンフ、将棋をするふたりがとてもよい。あったらいいと思う駒最高!(眠そう)ってなんだよww




ふたりは本当に演技上手いなあ。演技力や表情でぐいぐい持っていってるネタがたくさんあった。特に"あいざわさん"の金子さん、ぶっとんでた。やっぱり私金子さん好きだなあ。真似できないから憧れる。どうやったらあんな人間になれるのかな。