「バーストした、
　皆と俺が笑ってた、
　彼は、仲間外れだった」

涙を、抑える。

「んなの、入ってこないあいつが悪いんじゃん」

わかってる、

「でも彼は、俺が自己中だ、と…」

ゲーセン独特の、途切れない喧騒。
視界の向こう、ガンスト仲間の視線。

「帰る、帰る、よ、ぉ…」
「…………」

言葉が揺れて、
手は無意識に、茶髪の服を掴んだ。

「佳野ちゃんは悪くねえよ」
「、ん、うん……」
「あいつが悪い」
「ん……」

ただ、泣いて。

「んじゃあ帰りますよー！」
「大丈夫？」
「大丈夫っすよーw」

他の人にまで心配をかけて。

「んじゃ、帰るよ」

背中から手を回す。
ぎゅう。

（相変わらず薄いな…）

体温を感じて、

「ちょっ、おい…」
「んー？」

回した手が、一瞬、触れる。

「すきだよ」
「ん？」
「なんでもねーよ、」

何度目か、届かない告白。
待ち受ける、彼氏との地獄を知らず、

「がんばれ」
「んー、」

手は、離された。

足跡あった方の３Ｐ記事見て思ったけど、彼と茶髪と３Ｐしたら困ったことになりそうだ。二人ともＳだから。

まあ実現しないからいいんですけどね。




昨日の夜、彼と別れた後、家に一度入ってから再度ゲーセンに向かいました。
茶髪がいるだろう、と思って顔だけ出そうと思ったら、あら、いつもの人勢揃い、みたいな。
ガンストは金かかるんですよ。よくそんなにできますね…、みたいな話をしましたが。



「…………」ｼﾞｰ
「……？」ﾌﾘﾑｸ
「あ、よう」
「なんだ、結局来たのか」
「寝ようと思ったんだがね」
「寝ればいいじゃん」
「帰ったら母さんが騒いでた」
「逃げた感じ？」
「正解」


のんびりと交わされた会話。
彼がいないときに、茶髪と二人で話すのは珍しいな、と。
いつも一緒にいますからね。
彼が、一緒にいないと嫌がるタチで。

「不良少女め」
「そっちこそ、給料日前なら我慢しろ」
「給料日前だからこそやるんだろ？」ｷﾘｯ
「あー、はいはい…」ｱｷﾚ

のんびりが、一番。

新しいブログを作ると共に、数日前に改装したりしてました。
携帯のデザインは前にも言ったけど変えるつもりはない……
とか言いつつ、パソコン黒だし携帯も黒にしたいな、とか。
パソコン触ってると、やっぱり書きたくなっちゃう性。
だからこそ作ったブログでもあるんだけど。

新しいブログは、ボカロ歌詞置き場。
前々から、カテゴリ面で、ブログを使った方が楽なんだろうな、とか思ってました。
検索は少し大変になるやもしれないけれど。
「ぼかうた。」 という一年以上やっている割に千曲超えていないボカロ歌詞サイトがあるのですが、そちらはパソコンからだと見にくいのです。携帯とスマホは……見やすいんじゃ……ない……かな……（小声）。
というわけで前々から考えてはいたけれど、エムブロさんを使うと、歌詞追加はすべてHTMLソースエディタでの更新になりそうで早速「めんどくさそうだな……」とか呟いてしまったり。
ミクwikiからの転載がほとんどなのですが、そこからそのまま持ってくるとspanタグとか反映されちゃうんだよね。改行のbrタグだけでいいのだけれど……。

とまあ我儘を言っても仕方がないので。
ぽわぽわPの曲を聞きながら作ったので、ぽわぽわと似た、ふわふわ。
いや、本当になんとなくなんですよ。ブログもそうだし記事もそうだけど、タイトル考えるのって凄い苦手で。このブログのタイトルも、米津玄師さんのviviから取っただけですからね。良い曲です。
というわけで、此処は真っ黒。ふわふわりは真っ白。
ふわりも黒にしようかと思ったのですが、音符素材が白背景用しかなくて。ちなみに色コード以外のタグはすべて同じです。素材元さんも同じです。Simple Lifeさん大好きです。
ぼかうたと違ってふわりは本当にパソコンでしか更新できないので本当ののんびり更新になりそうですけれどね……。

っていうかパソコン用と言いつつ携帯のアクセスを拒否ってないのだけれど、 携帯のデザインは手つかずのまま。これは……早急にやらなきゃ……。パソコン以外アクセス拒否するか、携帯のデザインを整えなきゃ……。

ちなみに憧れのテンプレ屋さんはダレトクの匿名さんです。（突然の告白）

朝、twitterにて。

《おはよう！》

茶髪の書き込み。

《@.. おはよう、》
《@.. 起きてる…だと？》

朝から、笑顔。
返事と、周知。

午前中に起きてることを示すと、毎回驚かれる。
起きれないことを、知っている。

『おはよう。起きてるか？』
『起きてるよ。そっちこそよく起きれたじゃん。』

最初で最後の会う約束。
朝、弱い者同士。

俺しか知らない茶髪があるように、
茶髪しか知らない俺もある。

俺の泣き顔とか、
茶髪のシートベルトしない癖とか、
いろいろ。

仲が良くないと知らないことを知られていると、嬉しい。
俺を少しでも意識に入れてもらえている。

まあ、嬉しいですよね、って話。
最近はTwitterでたくさん繋がっている感じ。

てめえも同じじゃねえか！


筐体の前、ゲームをやりながら暴言を叫んだのは久しぶりで。
DEADの表示と共に振り返った、視界に入った茶髪は、俺を見て、苦笑い。
その後は何も言わずに。察したときは、いつもそう。

右足乗せる癖とか。ミスると腕を揺らすとことか。
大好き、なのかも。



茶髪が、仕事着を着る。

「帰るの？」
「おー、さすがになw」
「えー、ぁ、と……」

えーはまずいな、一緒にいたいのがばれる、と。
茶髪は苦笑いをした後、ばしばしと俺の肩を叩いて、

「頑張れ」

と。
何が、と笑ってみせたけど、作れないのがわかって。

《まー、頑張れ》
《あー、はは…頑張る…》

あの日と、変わらない、汚い心。