国立新美術館へミュシャ展を見に友人と。
観賞時間3時間強。
たっぷり堪能。
追記
備忘録というか行動記録
感想再追記
写真は若かりしミュシャがモデルの部分。
↑撮影が大人気でそれに呆れているようにも見える。
(ちなみに息子と娘がモデルの部分も人気)
2017-3-10 15:39
ミュシャ展
9時過ぎ乃木坂着。
美術館直結の6番出口が9:30〜だったので、西門へ向う。
敷地内に入り建物入口まで行けると思いきや、ガードマンさんにお聞きしたところ「正門も西門も敷地内に入れるのは9:30〜」とのこと。
しかも西門から入ると建物入口は正門までないとのことだったので、結局6番出口に戻る。
と、すでに30人強の列+ガードマンさん2人。
こちらの出口の方が地下鉄から近かったのだから、先に見ておけがよかったと後悔。
9:30開場。ガードマンさん先導のもとエスカレーターを二度上る。
(ちなみにエスカレーターは上りのみ。下りは階段かエレベーター)
外のデッキのような所に出ると、そこに券売所が。
列の中から10人位が購入に抜ける。
正門の売場より穴場なのかも。但し窓口は2・3と思えたので混雑すると逆に並ぶ可能性もありかと。
(前売り券だったので、どちらの売場も未確認)
建物入ってすぐの1階コインロッカーに荷物とコートを入れる。
(100円返却タイプ。ちなみにミュシャ展会場すぐ隣のWCのところにもロッカーあった)
ミュシャ展の列に並ぶ。4人1列で50番目くらいだった。
10時前には100人位になってた。
10時開場。
大きさと絵の力に圧倒。
常に人は居るけれど若冲の時ほどではなく、近くでも見れたし離れても見れた。
離れると人越しにはなるけれど、そんなに気にならなかった。
また譲り合いが出来ていて、穏やかな空気感だった。
だけどもだけど、
カメラ撮影可能な部屋だけはそうではなくて、ちょっと殺伐としてた。
撮影している人が気になるから前に行きにくいし、人が停滞していて混雑している印象。
(ただし若冲ほどではない)
撮影に集中してしまって鑑賞が疎かになってしまうのが残念だったな。
とはいえ撮影したけども。
上部など見にくいところなど撮影して見れるのはいいのだけれど、スマホだったからか色が実物とどうしても変わってしまうのよね…どの絵画でもそうだとは思うのだけれど、ミュシャは顕著に感じた。
その色というか絵。
近くで見ると細かい描き込みが凄いし、少しはなれて見るとまた違うところに目が行くし、なんなら別の絵の場所の前くらい離れて見ても印象が違って、何度も楽しめた。
というか絵が大きいから、先述の通り絵上部が見えにくくて残念。
(若冲で学んだオペラグラスを忘れたなー)
できれば1点でいいから、真ん中にドカっと下からやや斜めに上になる状態で展示して、上部を見せて欲しかったな。
(なんというの?ジオラマの斜め展示的な←語彙!)
私はミュシャというとリトグラフのイメージが強くて、それ以外の絵を民族の誇りを持ってあんなに描いているのは意外な発見だった。
建築デザインもしてたり切手や紙幣のデザインもしてるし。
なのでリトグラフメインで行くと、ちょっと違うと思うのかな?
音声ガイドは聞かなかったけれど、一点一点何度も場所を変えたり面白ポイントなど探して見ていたから、グッズ売場に出たのが13時過ぎていてビックリ。
グッズ売場はあまり広くなくて、販売していたのは「図録・一筆箋・メモ(付箋?)・ポストカード・バッグ(600円と3000円の二種)・マスキングテープ・クリアファイル・チケットファイル・ブックマーク・クッキー・スマホケース・タイル」だったかと。
一部堺市のミュシャ美術館のものもあったり。
私的にはちょっと種類が残念だった。
レジは5台(だったかと)で、レジ列は1列3人。
「混んでる」とネットで見てたけど、5分位だったかと。
ただし、レジ出て見たら列は倍になってたけれども。
(売り場は狭いから、人がギュウギュウ!)
で、展示入口に戻ったら入場待ちはなし。
会場内がどんなかは不明だけれど。
もう若冲がトラウマになったのでつい比べてしまうのだけれど、それほどじゃなくて良かった。
(開場前後ろに居た人も「若冲が…」と言っていて、かなりな人が行きトラウマになったのだと実感)
ゆっくりひと段落をその会場前のソファーでしてたら、新曲発売のメールが来ていて慌てて予約。
そして表参道へ移動。
本当は新潟アンテナショップでランチを食べたかったのだけれど、間に合わず別の場所で。
あ、でもランチの後に買い物には行った。
じっくり鑑賞して心地よい疲労感な1日でした。
ちなみに16日はミュシャのテレビ番組があるらしい。
(会期後半は混みそう+春休み混みそう=早く行こう!と。)
にしても10年以上前に行ったリトグラフの展示は誰もいなくて貸切だったのにな。
以下感想追記。
「ミュシャと言えばリトグラフ」と言う感じで「スラブ叙事詩は題名だけ知ってはいる」位の知識で鑑賞に行ったのだけれど、ミュシャがあんなにも自分の民族に誇りを持っていたという事に驚きだった。
みんぞ くとかしゅ うきょうとかのあら そいってなかなかなくならないものだな、ともかんじたり。
そして民衆を描くことにも誇りをもっていたのだろうなとも。
どの絵も題材の主人公は小さかったりしがちでそれよりも周りに居る民衆が大きく+ピントがあっていて。
写実的なのにどこかファンタジー要素があるのが彼の絵の魅力の一つでもあると再発見。
でも優しい感じなのに題材によっては、熱さや寒さを感じるのも不思議。
最初にある「原故郷のスラブ民族」は、女性の怯えた目が印象強いけれど、星の明るい瞬きと空の青に目を奪われて。空の部分良く見たかったな。
「ルナヤ島のスヴァントヴィト祭」は一番手前の左を向いてうなだれる楽人が持つハートの楽器が可愛くて。
「大モラヴィア国のスラブ語礼拝式導入」は、右上の4人が可愛くて。
(失礼かも)
「ロシアの農奴制禁止」は、ミュシャには赤の広場がこう見えたのかな?と思ったり。
「スラブ賛歌」にはアメリカやイギリスなどの国旗があったり。
友人的1で私的2は「ブルガリアのシメオン皇帝」
手前でうなだれる人に幾何学模様の正確さと見るところ満載でずっと見てられる。
私的1は「ポジェブラットのイジー王」
後ろや周りにいる人々の表情が面白くてお気に入り。
どの絵もアクセサリーや布の描き込みが気になってしまった。
リトグラフのお気に入りは「ハムレット」。
パリ博(?)の下絵があったのだけど、バランスをとるための升目と下絵でも髪の毛など描き込みが細かくて。
ミュシャの絵は手も綺麗だけれど、手を描くのも好きだったのかな?
そしてリトグラフの背景に用いられるデザインの細かさは圧巻というか口開きっぱなし。
シンメトリーに見えてよく見るとアシンメトリーとか。
文字のデザイン性も凄いし。
よく思いつくよなー!
と、カメラ撮影可能な部屋以外は本当にじっくりと堪能の3時間でした。
美術館直結の6番出口が9:30〜だったので、西門へ向う。
敷地内に入り建物入口まで行けると思いきや、ガードマンさんにお聞きしたところ「正門も西門も敷地内に入れるのは9:30〜」とのこと。
しかも西門から入ると建物入口は正門までないとのことだったので、結局6番出口に戻る。
と、すでに30人強の列+ガードマンさん2人。
こちらの出口の方が地下鉄から近かったのだから、先に見ておけがよかったと後悔。
9:30開場。ガードマンさん先導のもとエスカレーターを二度上る。
(ちなみにエスカレーターは上りのみ。下りは階段かエレベーター)
外のデッキのような所に出ると、そこに券売所が。
列の中から10人位が購入に抜ける。
正門の売場より穴場なのかも。但し窓口は2・3と思えたので混雑すると逆に並ぶ可能性もありかと。
(前売り券だったので、どちらの売場も未確認)
建物入ってすぐの1階コインロッカーに荷物とコートを入れる。
(100円返却タイプ。ちなみにミュシャ展会場すぐ隣のWCのところにもロッカーあった)
ミュシャ展の列に並ぶ。4人1列で50番目くらいだった。
10時前には100人位になってた。
10時開場。
大きさと絵の力に圧倒。
常に人は居るけれど若冲の時ほどではなく、近くでも見れたし離れても見れた。
離れると人越しにはなるけれど、そんなに気にならなかった。
また譲り合いが出来ていて、穏やかな空気感だった。
だけどもだけど、
カメラ撮影可能な部屋だけはそうではなくて、ちょっと殺伐としてた。
撮影している人が気になるから前に行きにくいし、人が停滞していて混雑している印象。
(ただし若冲ほどではない)
撮影に集中してしまって鑑賞が疎かになってしまうのが残念だったな。
とはいえ撮影したけども。
上部など見にくいところなど撮影して見れるのはいいのだけれど、スマホだったからか色が実物とどうしても変わってしまうのよね…どの絵画でもそうだとは思うのだけれど、ミュシャは顕著に感じた。
その色というか絵。
近くで見ると細かい描き込みが凄いし、少しはなれて見るとまた違うところに目が行くし、なんなら別の絵の場所の前くらい離れて見ても印象が違って、何度も楽しめた。
というか絵が大きいから、先述の通り絵上部が見えにくくて残念。
(若冲で学んだオペラグラスを忘れたなー)
できれば1点でいいから、真ん中にドカっと下からやや斜めに上になる状態で展示して、上部を見せて欲しかったな。
(なんというの?ジオラマの斜め展示的な←語彙!)
私はミュシャというとリトグラフのイメージが強くて、それ以外の絵を民族の誇りを持ってあんなに描いているのは意外な発見だった。
建築デザインもしてたり切手や紙幣のデザインもしてるし。
なのでリトグラフメインで行くと、ちょっと違うと思うのかな?
音声ガイドは聞かなかったけれど、一点一点何度も場所を変えたり面白ポイントなど探して見ていたから、グッズ売場に出たのが13時過ぎていてビックリ。
グッズ売場はあまり広くなくて、販売していたのは「図録・一筆箋・メモ(付箋?)・ポストカード・バッグ(600円と3000円の二種)・マスキングテープ・クリアファイル・チケットファイル・ブックマーク・クッキー・スマホケース・タイル」だったかと。
一部堺市のミュシャ美術館のものもあったり。
私的にはちょっと種類が残念だった。
レジは5台(だったかと)で、レジ列は1列3人。
「混んでる」とネットで見てたけど、5分位だったかと。
ただし、レジ出て見たら列は倍になってたけれども。
(売り場は狭いから、人がギュウギュウ!)
で、展示入口に戻ったら入場待ちはなし。
会場内がどんなかは不明だけれど。
もう若冲がトラウマになったのでつい比べてしまうのだけれど、それほどじゃなくて良かった。
(開場前後ろに居た人も「若冲が…」と言っていて、かなりな人が行きトラウマになったのだと実感)
ゆっくりひと段落をその会場前のソファーでしてたら、新曲発売のメールが来ていて慌てて予約。
そして表参道へ移動。
本当は新潟アンテナショップでランチを食べたかったのだけれど、間に合わず別の場所で。
あ、でもランチの後に買い物には行った。
じっくり鑑賞して心地よい疲労感な1日でした。
ちなみに16日はミュシャのテレビ番組があるらしい。
(会期後半は混みそう+春休み混みそう=早く行こう!と。)
にしても10年以上前に行ったリトグラフの展示は誰もいなくて貸切だったのにな。
以下感想追記。
「ミュシャと言えばリトグラフ」と言う感じで「スラブ叙事詩は題名だけ知ってはいる」位の知識で鑑賞に行ったのだけれど、ミュシャがあんなにも自分の民族に誇りを持っていたという事に驚きだった。
みんぞ くとかしゅ うきょうとかのあら そいってなかなかなくならないものだな、ともかんじたり。
そして民衆を描くことにも誇りをもっていたのだろうなとも。
どの絵も題材の主人公は小さかったりしがちでそれよりも周りに居る民衆が大きく+ピントがあっていて。
写実的なのにどこかファンタジー要素があるのが彼の絵の魅力の一つでもあると再発見。
でも優しい感じなのに題材によっては、熱さや寒さを感じるのも不思議。
最初にある「原故郷のスラブ民族」は、女性の怯えた目が印象強いけれど、星の明るい瞬きと空の青に目を奪われて。空の部分良く見たかったな。
「ルナヤ島のスヴァントヴィト祭」は一番手前の左を向いてうなだれる楽人が持つハートの楽器が可愛くて。
「大モラヴィア国のスラブ語礼拝式導入」は、右上の4人が可愛くて。
(失礼かも)
「ロシアの農奴制禁止」は、ミュシャには赤の広場がこう見えたのかな?と思ったり。
「スラブ賛歌」にはアメリカやイギリスなどの国旗があったり。
友人的1で私的2は「ブルガリアのシメオン皇帝」
手前でうなだれる人に幾何学模様の正確さと見るところ満載でずっと見てられる。
私的1は「ポジェブラットのイジー王」
後ろや周りにいる人々の表情が面白くてお気に入り。
どの絵もアクセサリーや布の描き込みが気になってしまった。
リトグラフのお気に入りは「ハムレット」。
パリ博(?)の下絵があったのだけど、バランスをとるための升目と下絵でも髪の毛など描き込みが細かくて。
ミュシャの絵は手も綺麗だけれど、手を描くのも好きだったのかな?
そしてリトグラフの背景に用いられるデザインの細かさは圧巻というか口開きっぱなし。
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プロフィール
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