先月下旬ネットで「北海道伊達市噴火湾文化研究所にて亘理伊達家古文書を17年掛けて編纂したものを販売。郵送購入も可能」という内容の記事を見つけました。
無駄遣い(?)している時ではないので悩みましたが、「仙台市史伊達政宗文書1」の購入を悩んでいたら完売してしまったし、2〜4も現状購入手続きしにくい心情になってしまった経緯があるので「躊躇していたら購入できなくなるかも」と思い、すぐに購入希望の電話をしました。
「初版400部発行で販売は200部だけなので、予約販売になります」と係の方に言われたたので、予約希望を伝えたところ「この電話で受付します」との事だったので、お願いしました。
「あの〜言いづらいことなんですけどね。市民の方からも問合せがあって…」と最後に係の方が言われたので、「部数が少ないから研究者や関係者以外が買うのはダメなのかな」と思いつつ伺うと、「資料的な意味合いの強い本なので、文書は草書体で書かれていて、漢文の書き下し文と時代背景は記載されていますが、訳文はないんですよ。」と言われました。
訳文ないの!?どうしよう…。でも漢文があれば最低限の内容はどうにか分かるかなぁ。時代背景は載ってるっていうし…。何よりもどんな文書があるか見たい!!
一寸詰まりつつ「それでもいいです」と答えました。
「いやね、遠方から問合せされてるからね、一応確認をと思ってね」と係の方のお気遣いに感謝しつつ、購入させて戴き、今日届きました。
本には成実公〜亘理伊達家15代邦成公までの文書が収録されているようです。
苦手なハードカバー本なので、拾い読みになりながらだと思いますが、ゆっくり読みたいと思います。
また本と一緒に「噴火湾文化ニュースレター」が同封されていました。
亘理伊達家や開拓博物館所蔵の洛中洛外図屏風について書かれていて、こちらも興味深いです。
(本のカテゴリーが別にありますが、伊達家関連の本なのでこちらにします。)