口に出さずにいたら、忘れられるだろうか。

そう思って、彼のことをどんなに恋しく思っても。

全然忘れられなくても。

ああすればよかったって、誰かに後悔を嘆くこともしなければ。

きっとまたいい思い出にできるって。

そう思ってた。

けど、やっぱり。

話題:もう無理だ

私の全てが彼を忘れようとはしていない。

大好きだってむやみやたらに思わないようにしてるはずなのに。

気づいたら彼のことを考えて。

期待してしまっている自分がまだいることに悲しくなる。

いつかまた…

なんて夢物語。

でも好きでいるのは自由じゃん、って心が叫ぶ。

結局今が一番楽なのかもしれない。

好きで好きで一緒にいるときは、一人でいるときよりも、二人でいるときのほうが圧倒的に寂しくて。

そして辛かった。

一緒にいて幸せなはずなのに。

いつの間にか相手の顔色伺って。

離れてくの怖くて。

相手に好きを求めすぎて。

自分の好きな気持ちが返ってこないのが辛くてしょうがなかった。

だから、私は一人になりたいって思ったんだよなー、って。

実際あの時の別れが正しかったのかわかんないけど。

止めなかったのがなによりの証拠かもな。

あっちにはもう彼女がいると思う。

けど、だったら奪う気はないし。

幸せぶちこわしてやりたいとも思わない。

幸せでいてほしい。

これは本音。

笑ってる顔が好きでした。

幸せーってバカみたいにはしゃいでるあなたが好きでした。

その幸せがなくなるの怖くて、いつかなくなるって変に確信して。

早めただけって言い聞かせて、手放した馬鹿は私。